【おすすめ台湾バンド】大型新人「告五人」(mum好きな人は、好きになること間違いなし!)

大型新人、って何さ

大型新人の大型って何?って聞かれたとき、色々な答えがあると思うけれど、私にとってそれは心に巻き起こった台風の大きさだと思っていて。

今日ご紹介するバンド、「告五人(Gào wǔ rén)」は、日本語の情報は全然ないし、EPがすごく売れているのかどうかもわからない。けれど、楽曲が本当にすばらしくて、ご紹介せずにはいられない。そして、私の予想では来年大ヒット間違いなしであります(*'▽')

そのパワフルさと、確かな実力に裏付けられた楽曲がかなり魅力的なので、ぜひに最後までお付き合いください♪

 

バンドの紹介。

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バンド名・・・告五人

メンバー・・・メインボーカル     雲安

       メインボーカル&ギター 犬青
       ドラム 哲謙
       ギター 班長

 

告五人は台湾の北部、宜蘭県出身の4人で構成されているバンドです。

2016年までメンバーの変動がありましたが、今年からは現在の形にまとまり、2017年には初のEPとなる「迷霧之子(Míwù zhīzǐ/霧の落とし子)」を発売するなど、台北を中心に精力的に活動しているバンドです。

 

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私自身、告五人を知ったのは本当に最近なのですが、迷霧之子を聴いたとき、電子音中心で始まるイントロからがらっと変わって、アコースティックギターを中心としたささやくような多重コーラスと適度なスキマのある雰囲気の音にすっかり魅了されてしまい、しばらくは心の中がかなり台風でした。

 

そして台風の目に入り、冷静になったたときに思いました。「これ、mum好きな人は絶対好きなんじゃ・・・」と。

 

そして更にもう一曲、「起床冷」(Qǐchuáng lěng/起きた、寒い)という曲のデモバージョンを聞いたところ、思いました。

「あ、これお父さんが好きだった、フォークソングなのかな?」と。

と思いきや、憂いを帯びた歌詞ですし、途中で英語で「game is over」をたたみかけてくるところとか、たまらないですよ、本当。

フォークソングと若い感性の融合ってスゴイんだなぁと思わせてくれました。

 

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更に以下のライブ映像からは、フォーク調からは一転変わって、パワフルなライブを楽しむことができます。

タイトルは「你要不要吃哈密瓜」(Nǐ yào bùyào chī hāmìguā/君は哈密瓜を食べたい?)。

どことなく、台湾特有の、民族音楽調?も混ざっているような。

で、この曲のすごいところは、ギターが重めの音&プレイなんだけど、一曲を通して存在感があるのに主張しすぎていなくて、かなりカホンと調和しているんですね。こんなのこれまで見たことあるかっていうと、私は無いです。

 

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(最初の挨拶、「我們是~↑告五人!」では、硬派なイメージのある彼らとはちょっと離れた素顔が見られて、そんなところもかわいらしいですね~。)

 

そういうわけで私の年末年始は、告五人が作ってくれた台風がしばらく吹き荒れるようです。

これだけ幅広い音楽性を持った告五人が、これからどんな楽曲をリリースしてくれるのかとても楽しみ。 なのでまた、歌詞の翻訳などで掘り下げていきたいです!まずは楽曲の魅力をお伝えしたく、今日の記事を書きました。どうぞよろしくお願いします(*'▽')