【おすすめ台湾音楽】新世代インディーズフォーク♪告五人‐起床冷<日本語翻訳付き>

熱くて冷える、新世代フォークソングをお届け。

おはようございます!ぐーちゃんです。

 

さて、昨日の記事で告五人、というバンドを紹介させていただきました♪

【おすすめ台湾バンド】大型新人「告五人」(mum好きな人は、好きになること間違いなし!) - 珍奶茶唱片 -Bubble Milk Tea Records-

 

記事を書いたとき、とにかくまずは紹介しなければ!と興奮してしまい、

歌詞の翻訳が後回しになってしまっていました(*'▽')反省

 

というわけで、今日は告五人の素敵な失恋ナンバーより一曲、

「起床冷」の歌詞翻訳をお届けしたいと思います!ぜひにお楽しみください~。

 

曲の視聴はコチラ♪

www.youtube.com

 

#告五人(Accusefive)‐起床冷

詞:潘雲安
曲:班長

翻訳:ぐーちゃん(估醬)

 

Yǔ tíngle

雨 停 了

(雨が上がった)

 

nǐ wǒ yīnggāi qìngzhùzhe

你我 應該 慶祝 著

(あなたはきっと僕を祝ってくれるのだろう)

 

jiēfāng zhī jiān dēnghuǒ shǎnshuò

街坊 之 間 燈火  閃爍

(街に灯るオレンジの明り)

 

 

nǐ shuō wǒ  yǔ  nǐ xiāng jǐn xiāng yōng

你說我   與 你 相 緊 相 擁

(あなたは 僕と抱き合いたいと言ってくれたよね)

 

shì yīzhǒng táotuō  wèi juàndài shēnghuó

是 一種  逃脫 為倦怠生活

(それは疲れ切った生活からの逃避ための 一つだった)

 

 

jiù huí dào sìmiàn wēnnuǎn de

就回 到 四面 溫暖  的

(温かさに囲まれた)

 

qīngxī de fáng

清晰 的 房

(こぎれいな部屋に帰る)

 

nǐ de liǎnpáng

你的 臉龐

(あなたの綺麗な顔や)

 

kēngqiāng huídàng

鏗 鏘  迴盪

(声がこだましている)

 

‘’the game is over''

(「ゲームは終了しました。」)

 

 

jiānjué yóuyù

堅決猶豫

(明らかな迷い)

 

bànluǒzhe shēnqū

半裸著身軀

(半裸の身体)

 

xīnzàng rú yǔ

心臟如雨

(心拍数が打ち付ける雨みたいだ)

 

xúnhuán chéng yóuxì

循環成遊戲

(繰り返される遊戯)

 

qǐshēn xià chuáng

起身 下 床

(寝床から起き上がると)

 

lěng de rú bīng

冷 的 如冰

(氷のように冷たくなっていて)

 

qǐshēn yǐ bùjiàn nǐ.

起身 已 不見你。

(あなたはもういなくなっていた)

 

qǐshēn yǐ bùjiàn nǐ.

起身 已 不見你。

(あなたはもういなくなっていた)

 

 

※ 繰り返し

 

f:id:guguco:20171224101308j:plain

歌詞の解釈。

いかがでしたでしょうか。

私は久々にフォークソングを聴いたのですが、この現代において、こんな感性や表現がまだあったのか!?と衝撃を受けました。

これはもうまるで、父親世代が聴いていた哀愁に満ちたフォークソングとか、大学紛争の世界観とかを詰め込んで表現してるようで、しかもこれお隣の台湾から届くなんて・・・。

すごすぎる。

 

更に、メインボーカルの潘雲安の色気と憂いに満ちた中毒性のある歌唱力や、

途中から展開するバンドメンバーたちによるシンプルな多重コーラスがこの世界観を盛り上げていますね。

 

さて、「雨が上がった」というフレーズから始まる歌詞ですが、

情景描写は多くないながら、幸せそうな生活を送っていたことがうかがいしれます。

しかしながらBメロで「実はこれ、疲れ切った生活からの逃避だったんです。」という説明により、倦怠感や、理由のわからない哀しみがあることが描かれています。

それでも一緒に住んでいただろう部屋で、小さな幸せが守られていたことも。

しかしながらそれも、「the game is over」をキッカケとして、最終的には生活からあなたを失ってしまった失望で曲が終わっていきます。

「あなた」は、倦怠した悲しみや、生活と向き合い、強く生きていくことを決めたのでしょうか?

そして、残された「僕」はどうなってしまうのでしょうか。

それは聴き手にゆだねられています。

 

今日は世間ではクリスマス。ハッピーエンドではない楽曲ですが、ぜひに新世代のフォークソングをお楽しみいただきたいなぁと思います♪

 

どうぞよろしくお願いいたします(*^^*)