2024年「金音創作賞」は11月2日(土)開催!必見の台湾インディーズミュージシャン5組をおさらい

Photo Credit:GIMA

 

(この記事は、台湾からの情報提供により作成されました)

 

2024年11月2日(土)に、台湾台北市の台北流行音楽中心(台北流行音楽センター)で、クリエイティブなアーティストにスポットライトを当てた音楽アワード『第15回金音創作賞2024』が開催されます。

 

今年で15回目を迎える金音創作賞は、台湾のミュージシャンの多様性、独創性を象徴する重要な国際音楽賞です。オルタナティブポップス、フォーク、ヒップホップなど、あらゆるスタイルや実験的な作品を受け入れ、音楽の持つ自由な力と幅広さを発信し、創設以来様々なクリエイターを発信してきました。

 

近年、国際舞台で活躍する台湾のミュージシャンが増えているなか、過去に金音創作賞で注目を集めたミュージシャン5組の情報が届いたのでお伝えします。

 

 

落日飛車 (Sunset Rollercoaster)

 

アルバム『Soft Storm』と『Infinity Sunset』で金音創作賞のベストバンド賞に2度目のノミネートを果たした落日飛車は、近年の台湾を代表する人気バンドの1つである。ワールドツアー行うだけでなく、2023年には台湾のバンドとして初めてコーチェラのステージを踏んだ。海外のミュージシャンとも積極的にコラボレーションをしており、タイのPhum Viphurit、フィリピンのMichael Seyer、韓国のO3ohn、日本のNever Young Beachなどと楽曲を共同制作している。最近では、韓国の人気バンドHYUKOHとの新たなコラボレーションプロジェクト「AAA」を始動させ、この企画は今年アジアで最も熱い貴重なコラボと言えるだろう。

 

9m88

 

アルバム『Beyond Mediocrity』で注目を集め、2020年金音創作賞でベストニュー・アーティストを受賞したソウルミュージックの歌姫9m88は、インディーズとメジャーの境界を軽々と越え、音楽の独自性を保ちながら商業的成功も成し遂げたことで話題を呼んでいる。9m88はClockenflap(香港)、サマーソニック(日本)、DMZ Peace Train Music Festival(韓国)などの国際的な音楽フェスにも出演し、海外のファンを虜にしている。

 

大象體操 (Elephant Gym)

 

常に可能性の限界に挑戦し続ける3人組、大象體操が2019年にアルバム『Underwater』でベストバンド賞を受賞し、ベスト・アルバム賞にもノミネートされた。 サマーソニック(日本)、フジロック(日本)、Maho Rasop Festival(タイ)など国際的なステージに出演し一歩づつ世界を開拓しながら2023年にアルバム『World』をリリースした。その後、4大陸を巡る1年間のワールドツアーに乗り出した。心のままに自由に創作できる事の大切さを台湾の精神として伝えているバンドである。

 

草東沒有派對 (No Party For Cao Dong)

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草東沒有派對は、台湾インディーズ音楽シーンで最も革新的で才能のあるバンドの 1 つと言われている。 ファーストアルバム『The Servile』は、金音創作賞と台湾のグラミー賞とも呼ばれる金曲賞の両方でベスト・バンド賞を受賞し、その他多くの賞にノミネートされた。 鬱屈とした社会の現状を歌った曲は若者たちの共感を呼んでいる。 作品は幅広いファンに愛されているが、草東沒有派對は依然としてインディー精神のもとミステリアスな側面を失わずにいる。パワフルなパフォーマンスでGlastonbury Festival(英国)、フジロック(日本)、Maho Rasop Festival(タイ)、Urbanscapes Festival(マレーシア)、Asian Pop Festival(韓国)などに招かれている。

 

 

血肉果汁機 (FLESH JUICER)

「必見の大規模カルトライブ現場」と呼ばれ、エレクトロニックや伝統的な五音音階と伝統楽器のスオナなどの要素をヘヴィメタルに巧みに組み込む血肉果汁機は、アルバム『Golden Prince BRO』で2021年の金音創作賞のベストライブパフォーマンス賞、ベストバンド賞、ベストアルバム賞を受賞。サマーソニック(日本)、Loud Park(日本)、Clockenflap(香港)、インドネシア最大のメタルフェスHammer Sonicなど、多くの国際フェスに参加し、台湾の美しい文化を一度見たら忘れられない衝撃的な形で表現している。

 

ベスト アジアン クリエイティブ アーティスト賞について

ミュージシャンたちと同様にゼロから成長する金音創作賞は、台湾のローカルアーティスト向けのカテゴリーに加えて、台湾以外のアジアの国や地域の音楽クリエイターを対象とする「ベストアジアンクリエイティブアーティスト賞」を設けている。近年では新人アーティスト発掘の基準となりオリジナル性の高い音楽を認める賞としても評価されている。 Rich Brian、CHAI、新しい学校のリーダーズ、Rina Sawayamaなど、アジア出身のアーティストがこの賞にノミネートされたことをきっかけに、各国から応募するミュージシャンも増えている。

 

第15回金音創作賞2024は11月2日に台北流行音楽中心で開催されます。詳しくは公式サイトまで。


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