このたびTapioca Milk Recordsでは、Spotifyを利用し、「世界一の中国インディーズ音楽プレイリスト(仮)」を作ることといたしました。
そこで、本日より4月25日(日)までの間、「世界一のSpotify Playlistに入っているべき中国インディーズのアーティスト(楽曲)」の投稿を募集いたします。
Spotifyの中国インディーズ音楽プレイリスト市場(そんなものがあるのか?)は現在大穴です。
タピレコと、皆さんがガチることで、爆速で世界一になれる可能性が全然あります。
ぜひ多くの方にご参加いただき、集合知によるイケてるプレイリストを作りたいです。
私たちの力で、Spotifyの中国インディーズプレイリスト市場(そんなものがあるとすればですが)で、てっぺんとっていきませんか?
企画概要
Spotifyで、中国のインディーズバンドをまとめたPlaylist「China Indie Music(仮)」を作成し、Spotifyのフォロワー数で世界一を目指します!
※現状30人の方がフォローしてくれれば世界一になれる可能性があります。
目的
台湾以上に謎のベールに包まれている中国インディーズ音楽について、アーティスト情報を収集し、これから中国インディーズ音楽を聴きたい方の役に立つプレイリストをつくる。
募集期間
2021年3月28日(日)~4月25日(日)24時まで
スケジュール(案)
2021年3月28日(日) :企画告知
4月25日(日)24時まで:投稿締め切り
5月6日(木)まで :プレイリスト作成、告知記事作成
5月9日(日) :プレイリストローンチ、ならびにコメント紹介記事アップ
参加資格
中国インディーズ音楽が好きな人。国籍は問わない。中国、香港、台湾の方の参加ももちろん可能
Playlist入りの条件
中国のインディーズアーティストによる作品であり、かつSpotifyに楽曲が登録されていること。
※中国のインディーズアーティストと、他国のアーティストによるコラボレーション楽曲も可とする。その場合は投稿フォームにその旨一文お寄せください。
投稿方法
こちらのフォームより投稿をお願いいたします。
※おひとりさま何回でもご投稿いただけます
背景(まじめなやつ・読み飛ばし推奨)
- 市場調査会社 Counterpoint によると、世界の音楽ストリーミング市場は、Spotify(市場シェア35%)と Apple Music (2019年前半時点で市場シェア20%)が支配。(出典元:中国大手初、Bytedance(字節跳動)が音楽ストリーミング「Resso」をインドなどに投入 | BRIDGE(ブリッジ)テクノロジー&スタートアップ情報)
- 一方中国では国産アプリが強く、2016〜2017年の中国のミュージックストリーミングアプリのシェアはQQ/KuGou/NetEaseの3強(出典元:
中国のインターネット大手Tencent(騰訊)は、いかにして中国人ユーザに音楽にお金を払ってもらえるようにしたか | BRIDGE(ブリッジ)テクノロジー&スタートアップ情報)
- この傾向はSpotifyにあるPlaylistにも見られる。たとえば先日、Spotifyのプレイリスト検索画面で「国名+Playlist」で検索し、確認できたプレイリストのフォロワー数を調査したところ、インドネシアは最大23万人に対し中国は20人程度。
Spotifyで、アジアの国別主要プレイリストのフォロワー数をざっと調べたところ
— 中村めぐみ / ぐーちゃん (@Tapitea_rec) March 27, 2021
中国:20人
タイ:860人
台湾:1200人
韓国:29000人
日本:32100人
インドネシア:231000人
こんな感じ。調べかたは、国 + indieの掛け合わせ、英語です。
(調べきれてないかもなので間違ってたらごめんなさい)
- Tapioca Milk Recordsでは、これまでさまざまなプレイリストを作成してきた。「台湾インディーズ音楽カオスマップ」プレイリストでは、ローンチから3か月でフォロワー数が270人であり、日本初の台湾インディー専門プレイリストとして、確認できる限り最多である。
- Tapioca Milk Recordsのプレイリストが成功する理由は、読者投稿で、多くの方に協力してもらっている熱量の高さだと考えられる。
- そのため中国インディーズ音楽でもきっとおそらく同じ状況が作れるのではないかと確信。この企画をはじめることにしました!
気合表明
以前から「中国インディ関連の企画やりますー」とTwitterで宣言していたのですが、全然国境あかないし、繁体字中国語以上に簡体字中国語わかんないし、どうしようかなー、何しよっかなー、ってずっと思っていたんですよ。
台湾のときみたいに、マップつくろうかなー、オンラインインタビューやろうかなー、でもなんかどれも違う気がする。
そこで原点に戻ると、「私はTSUTAYAになりたい」という気持ちがまだ消えていないことに気づきました。
仮に台湾音楽のTSUTAYA的なものがあったとして、そこに中国インディーズ音楽のコーナーがあったらすっげーおもしろい気がする。
そこで、タピレコの中に中国インディーズ音楽部門をつくるつもりでやれることが何かを考えたとき、
「とにかく、音楽がいっぱい入ってて聴けるプレイリストがほしい!」と思い、今回の企画に着手することにしました。
これまで、レーベルオーナーへのインタビューや、アーティストなどで、中国の市場をスポットで扱ってきました。今回のプレイリストにより、日本から中国インディーズにアクセスするときの扉が、ガーッと開くものになりましたら幸いです!
というわけでがんばるぞー!