どうも中村めぐみ(Twitter:Tapitea_rec)です。今回は、「おすすめのC-POP」を私なりに紹介します!
- おすすめの前に、そもそも「C-POP」とは?
- 五月天 Mayday
- No Party For Cao Dong(超おすすめ)
- クラウドルー Crowd Lu
- 大支 Dwagie
- ジェイ・チョウ Jay Chou
- 白安 ANN
- 渣泥 Zani
- 蔡依林 ジョリン・ツァイ
- S.H.E
- 張惠妹 aMEI
- C-POPのトレンドが追えるプレイリストとは?
おすすめの前に、そもそも「C-POP」とは?
C-POPの定義とジャンル
(iTunesのスクリーンショットより。「マンドポップ」もC-POPのジャンルのひとつ。)
C-POP(Chinese Pop)とは、主に、「中華圏から発信され、中国語で歌われるポップスの総称」を言います。
中国語にはいくつかの方言があり、C-POPは、歌われる言語により、細かいジャンルに分かれます。なかでも、北京語をベースにした普通語で歌われるポップスを、Mando-pop(マンドポップ)と呼びます。「Mando」とは、普通語の英訳「Mandarin」から来ています。
普通語(Mandarin)は、私たち日本人が、中国語の教科書で学習する言葉です。そのため、「音楽を聞きながら中国語の勉強をしたい!」という方は、Mando-popをおすすめします。iTunesなどで「マンドポップ」と表記があるものは普通語で歌われています。
また、香港や中国広東省の方言・広東語で歌われるポップスを「粵語流行音楽」、台湾の方言・台湾語によるポップスを「台語流行音楽」といいます。客家語で歌われる「客語流行音楽」もあります。華人・華僑の80%が居住するといわれる東南アジアの一部でも、C-POPが歌われています。
C-POPの制作・発信拠点は台湾
このようにC-POPは、広大な中国語圏(中国・香港・台湾・東南アジア…)から発信されるものを指しますが、制作や流行発信の拠点は台湾と言えます。(そうなった理由は、中国・台湾の歴史が絡んでくるのですが長くなりますのでまた今度)
1990年より台湾で開催され、2019年で開催30回を迎えた、中華圏最大の音楽賞「金曲奨(Golden Melody Awards)」は、台湾国内でリリースされた作品かつ一定の条件を満たせば、国籍を問わず応募する資格があります。
言語はわかったけど、C-POPの音楽性ってどんな?
日本語の「ポップス」の解釈や範囲は様々であるように、「C-POP」の指す範囲は異なります。たとえば、インディーズや中国語ラップも含めC-POPと呼ぶ人もいれば、「一般ウケする音楽性」の作品やアーティストをC-POPと呼ぶ人もいます。
個人的には、中華圏の音楽シーンから発信される音楽のすべてをC-POPと呼ぶのは違和感があります。なぜなら、音楽ジャンルは、「リスナーのニーズ」により言及されるからです。
とはいえ、ポップスシーンとインディシーンが分断されているわけではありません。
たとえば2019年は、中華圏を代表するスーパーバンド・Maydayのボーカル阿信のソロ曲MVに、若手インディーズバンド渣泥 ZANIのメンバーが登場しています。音楽フェスティバルで、ポップス歌手とインディーズバンドがコラボしたり、ポップス歌手のライブでインディーズバンドの曲が歌われている事例があります。
また少ないながらも、中華圏で多く使われているストリーミングサービス・KKBOXのチャートに、ポップス歌手に混ざってインディーズアーティストがランクインすることもあります。
ここで紹介するC-POP
以上より本稿では、ひとまずざっくりと、「台湾から発信されている音楽」、「聴きやすい音楽性」のいずれか一つ以上に該当するものをC-POPとし、おすすめを紹介していきます。
またまた日本でプロモーションをしているアーティスト(音源の入手性や会える可能性が高い)を優先的に紹介します。それでは本編へ。前置きが長くなり申し訳ありません!(笑)
五月天 Mayday
www.youtube.com五月天とは、1999年にデビューした阿信/アシン(ボーカル)、怪獸/モンスター(リーダー、ギタリスト)、瑪莎/マサ(ベーシスト)、石頭/ストーン(ギタリスト)、冠佑/ミン(ドラマー)の5人によるロックバンドです。
聴きやすい音楽性とハートフルな歌詞、ライブの良さが特徴的です。
デビュー以来、フルアルバム・ベストアルバム・ライブアルバムなども合計すると18作品ものアルバムをリリース。(フルアルバムは9作品)
これまで多くの音楽賞を受賞し、2012年に北京 鳥の巣スタジアムで行われた2日連続公演では、20万枚ものチケットを即完売するなど多くの功績を打ち立てており、アジアで最も広大なファンベースを持つスーパーバンドとして台湾・中国・香港で不動の地位を築いています。日本にも多くのファンがいます。
また五月天は日本とのかかわりも深く、これまでにGLAY・flumpoolなどとコラボ楽曲を発表しています。2019年には大阪2DAYS公演も行いました。C-POPに興味を持ち始めた方がまず押さえておきたいバンドです。
ここから聴いてほしい五月天
はじめて触れた方は日本盤アルバムを聴くのをおすすめします!
メイデイが好きな方におすすめの中国語ロックバンド
宇宙人 Cosmos People...五月天と事務所が同じで、弟的立ち位置/ポップ・ファンク /近年日本での活動の幅を広げる)
八三夭...サマソニに出演
noovy...メンバー全員台湾人で、日本に拠点を置く珍しいタイプのバンド。
麋先生 Mixer...音楽性が日本寄り/V系通った方にはおすすめしたいです。
TRASH...ハードロック・日本では殆どプロモーションされていませんがオススメ。
No Party For Cao Dong(超おすすめ)
No Party For CaoDong(中文:草東沒有派對)とは、2012年に結成、2015年より本格的に活動をはじめた台湾のインディーズバンドです。
現メンバーは、ギターボーカルのWood Lin (中文:巫堵)・Chu Chu (中文:筑筑)、ベース&ボーカルのSam Yang (中文:世暄) ドラムのFan Tsai (中文:凡凡)の4人です。(WoodとSamが男性で、Chu ChuとFan Tsaiは女性です。)
「この音楽性をC-POPに括るのどうなん…?」というお声が聞こえてきそうなんですが、今の台湾音楽シーンを語るのに彼らの影響力は無視できません。
彼らはインディーズバンドとして活動をはじめ、「台湾社会を風刺したような歌詞」や「憂い」を表現した楽曲や、ライブの力で多くの若者の支持をあつめました。ライブは年々進化し、現在は電子音や映像も駆使した演出です。ライブがかっこいいぞ。
2016年には彼ら初となるワールドツアーを実施。2017年には台湾の音楽賞、Golden Melody Awardsで3タイトルを獲得。
その人気は、活動を重ねるごとに過熱し、2018年に行ったワールドツアー「如常」では、台湾を代表する1,000人規模のライブハウス、台北Legacy・台中Legacy・高雄Warehouseを含めた3公演はわずか数秒のうちに完売しました。
同じく2018年には東京・京都で初めての日本ライブを行い、SUMMERSONIC'2018 にも出演するなど、日本での露出も徐々に増えています。もっと増えていいですよ!
2019年にリリースされた、台湾の人気インディーズゲーム会社「赤燭遊戲」の発表したホラーゲーム「還願」には、同タイトルのエンディング曲を制作。
こちらのゲームは、中国の国家主席・習近平氏を侮辱するとも取れる表現が見受けられたことから物議を醸し、その影響で現在配信停止となっていますが、サウンドトラックは聞けるのでみんな聴きましょう!
ここから聴いてほしいNo Party For CaoDong
↑ファーストアルバム。これを聞いておけばライブでついていけます!
↑ ホラーゲーム「還願」のエンディング曲。これはChu Chuの良さが出てて同じく最高。醜奴兒には無い作風なので速やかに聴いていただけますと幸いです。
No Party For CaoDongが好きな方におすすめのインディーズバンド
茄子蛋 EggPlantEgg...台湾語で歌うバンド。No Party For Cao Dongの翌年2017年ににGolden Melody Awardsで新人賞を受賞。彼らの影響で台湾語で歌うインディーズバンドが増えたと言われている。
美秀集團…台湾嘉義出身のバンド。台湾スタイルのギターロックを取り入れながらも、若い子が聴いても良いバランスの良い音楽性で今人気のグループ。
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クラウドルー Crowd Lu
クラウドルー(中文:盧廣仲)とは、1985年生まれ・2008年にアルバムデビューした台湾の男性シンガーソングライターです。これまでにフルアルバムを5作品リリースしています。日常の出来事から生じた感情を、繊細な感受性で表現するスタイルが特徴的です。
2019年に台湾のトップアーティストがコンサートを行う台北アリーナで行われた単独公演3日間のチケットが完売したことからもその人気ぶりが伺えます。日本でも多くのライブ・フェスに登場し、女性を中心にファンベースを着実に広げています。
インタビューによれば、小さい頃から、家族の影響から常に音楽のある環境で育ち、ピアノを習っていた時期もあるそう。
音楽大学1年生の時に交通事故に遭ったのがキッカケでギターをはじめ、退院後、大学の音楽コンテストで優勝し、当時審査員を務めていた添翼音樂Team Ear Musicの社長にスカウトされたのを機に、ミュージシャンとしてのキャリアが始まったとのことです。
「目だけでなく聴覚や音から世界が見えるようにしたい」「ある朝起きたら急に孔子の生家に行きたくなり、その日のうちに山東省まで行ってしまいました。」などのエピソードを持つクラウドルー氏。そのチャーミングさから「国民の初孫」との愛称もあり、幅広い年代から愛されています。
ここから聴いてほしいクラウドルー
本っ当に才能が豊かな方なので、曲により「この曲めっちゃ好きすぎてヤバい」みたいなのもあれば「あれ、これはあんまり好きくない」みたいなのも正直あります。でも、スロウ・ソウルは聴いているうちに時間があっという間に経ちます。What a Folkも良いアルバムです!
クラウドルーが好きな方におすすめの男性シンガーソングライター
謝震廷 Eli Hsieh…13歳の時にオーディション番組で優勝したのをきっかけに才能が花開いた。クラウドルーよりも歌詞がやや内向的?
蕭秉治 Xiao Bing Chih…台湾の人気バンド「Magic Power」のメインボーカルをつとめ、バンドが活動停止したのち、2018年にソロデビュー。2019年に訪日ライブを2回実施。
HUSH...どこか気だるげで、甘い印象のある歌声が人気。
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大支 Dwagie
↑こちら、曲中に台湾の現大統領の蔡英文が登場しラップを披露する「Light up Taiwan」。
大支 Dwagieは、2002年頃に活動をはじめた、台湾の台南市出身のヒップホップ男性シンガーです。
台湾には、4大ヒップホップレーベル(顔社 KAO!INC・本色 TrueColor・混血兒音楽 Ainoko Music・人人友功練 Kung Fu Entertainment)があり、大支は「人人友功練」 の創立者でもあります。
おすすめ作品
大支が好きな方におすすめのヒップホップアーティスト
MC HotDog 本色 TrueColorのヒップホップ歌手。1996年頃から活動をはじめた台湾フリースタイルラップを代表する存在です。「我愛台妹」「差不多先生」が有名。
玖壹壹 911 混血兒音楽のヒップホップグループ。
Leo王 KAO!INCのヒップホップシンガー。台湾のヒップホップシーンの中でもシティポップを取り入れたオシャレラップが特徴です。今年のGolden Melody Awardsで最優秀国語男性歌手賞を受賞。
ジェイ・チョウ Jay Chou
ジェイチョウとは、1979年生まれ、新北市出身の歌手兼作曲家兼映画監督兼俳優兼…と、活躍の幅が広い音楽家です。2000年に「Jay」でデビューした後、これまでに14枚のフルアルバムを発売。
その音楽性は、中華ポップスをオシャレにしたものから、クラシック、R&Bと幅広いです。
当時を知る台湾の方によると、ジェイチョウがデビューした当時、大人たちにはその才能が認められていなかったそうです。
それが今となっては、中華圏における影響力は絶大。若者からお年寄りまで知らない人はいないほどの有名人です。中国の名門大学の入試にジェイチョウの作品が使われたこともあるそう。
また、ジェイチョウは、親日家としても知られます。たとえば、2001年に発売された2ndアルバム「范特西」に収録されている「忍者」は、タイトルの通り日本の忍者がテーマとなっていて、歌詞の一部にも日本語が使われています。2018年にはZOZOの前澤社長&剛力彩芽カップルとWデート中の写真がInstagramにアップされ話題になりました。
ここから聴いてほしいジェイチョウ
作品が多いのでなんとも言えない(好みによる)んだけど、やっぱり2作品目「ファンタジー」から音楽的に面白くなってくるような感じがあります。のでここから少しずつ聴いてほしい。(ファーストアルバムは全部同じ曲に聴こえる。スミマセン。)5thアルバム「七里香」は同タイトルのリード曲『七里香』の色あせない魅力を楽しめます。「Secret」は、本人監督本人主演の映画「不能說的秘密」のサウンドトラックなんですが、作曲スキルが堪能できるので私はオススメ。映画もオススメ。映画をみてほしい…
ジェイ・チョウが好きな方におすすめの男性歌手
林俊傑…シンガポール生まれの人気C-POP歌手。
羅志祥...親日家で有名な台湾のC-POP歌手。
張雨生…ジェイチョウより少し前に活躍した男性ポップシンガー。ハイトーンボイスが有名。中華ポップス色が濃い目。31歳で永眠。
白安 ANN
白安 ANNとは、1991年、台湾台北市生まれの女性シンガーソングライターです。
2012年に、フルアルバム「麥田捕手」(英:The Catcher in the Rye)を発表して以降、これまでに3枚のアルバムをリリースしています。2010年には宇宙人とのコラボ楽曲 Wonderful Dayも発表されています。
白安は、現在、相信音楽が全力売り出し中のアーティストのひとりです。2019年に行われた五月天の大阪公演のオープニングアクトとして登場しました。日本語対応のTwitterもあり、日本市場を見ている雰囲気が伝わってきます。
白安は、どんな曲調も歌いこなす才能の持ち主です。フォーク調アレンジのものもありますが、彼女の歌声が輝くのは電子音を背景にしたときだと個人的には思います。電子音に埋もれない独特の歌声、ハスキーボイス寄りの声から透明感を感じます。
おすすめ作品
白安が好きな方におすすめの女性シンガーソングライター
9m88...台北生まれ、NYでジャズボーカルを学んだ女性歌手。白安とはまた違ったタイプの若き才能です。活動初期はコラボ作品が多かったのですが、2019年8月にリリースされたアルバムは本人が作曲したものです。2019年のサマーソニック東京ステージへ出演。
鄭宜農 Enno Cheng ライブが最高な台湾のインディーズ系女性歌手。絶対にライブを観てください…
陳綺貞 Cheer Chen 活動20周年を迎えた女性シンガーソングライター。可愛い声の女性歌手が好きな方におすすめ。
安溥 Anpu 以前は張懸という名前で活動していた女性シンガーソングライター。ギターがうまい。
魏如萱 Waa wei メランコリックで雰囲気の良い音楽性がお好きな方におすすめ。
渣泥 Zani
渣泥 Zaniは、2016年に台湾で結成された、ボーカル・羅西 Roxi、ギター・樂冰 Robin、ベース・卡王 Ka Wang 、ドラム・誠誠 ChaChaの4人による若手インディーズバンドです。
シティポップ要素と、オシャレに決めすぎないメンタル感強めの歌詞が特徴的です。
まだ結成して3年とキャリアは短めですが、ライブ・フェスに多く露出することで、ファンベースを着々と増やしている印象があります。台湾の大手事務所・相信音楽が主催するフェス超犀利趴 Super Slippaには2018年・2019年の2年連続出演。(小さいほうのステージですが、それでもすごい)
Maydayの阿信とソロ曲PVでコラボするなど、音楽関係者に才能が認められてる扱いを受けておりこれからが楽しみです。作品も良いし、これからも超絶期待できるバンドです。今からチェックしておいた方が良いと思います!
おすすめ作品
↑1枚目のEP!同タイトルのリード曲「半心」は彼らを代表する曲なのでとにかく聴いてほしい。この曲が合う合わないでおすすめが変わってくる。ライブで絶対演奏する曲です
Zaniが好きな方におすすめの女性ボーカルインディーズバンド
告五人 Accuse five Zaniとは異なるタイプの女性&男性ボーカルのインディーズバンドです。曲により、中華ポップス色もあれば、西洋スタイルもありジャンルを問わない感じ。
海豚刑警 イルカポリス…どちらかというと渋谷系の音楽性が好きな方におすすめです。
Vast&Hazy...オシャレ感とポップ感が共存する強めの女性ボーカルインディーズユニットです。
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蔡依林 ジョリン・ツァイ
蔡依林 Jolin Tsaiは、1980年生まれ、台湾新北市出身の女性シンガーです。歌唱力だけではなく、ダンスの才能もあり、1999年のデビュー以来、2000年代から現在に至るまで台湾を代表する女性シンガーとして高い人気を有しています。
安室奈美恵とも親交が深く、2018年に行われた安室さんの引退コンサートでは海外アーティストとして唯一登場し、安室さんの引退に花を添えました。
これまでに多くの功績を残す蔡依林 Jolin Tsaiですが、2018年に発表したアルバム「Ugly Beauty」は、翌2019年、金曲賞で7部門にノミネートされ、2部門を受賞しました。このアルバム収録曲で、ベスト歌曲賞を受賞した「玫瑰少年」は、台湾で起きたある事件をテーマにしたものです。この受賞はその事件の関係者や、同じ境遇にある方たちを勇気づけるものとなりました。
(長くなるのでここでの言及は避けますが、気になる方は「葉永鋕事件」で検索してみてくださいね)
おすすめ作品
安室ちゃんが出てくるDVDです!
蔡依林が好きな方におすすめの女性ソロ歌手
林憶蓮 Sandy Lam 香港の女性ポップス歌手。ベテラン。ハードめな楽曲が似合うと思う!
岑寧兒 Yoyo Sham 香港の女性歌手。正統派ポップスが似合う歌声。
S.H.E
S.H.Eとは、2001年に台湾で結成されたSelina(任家萱)、Hebe(田馥甄)、Ella(陳嘉樺)の3人による女性アイドルユニットです。
3人での活動のほか、テレビ番組の司会や、それぞれがソロ活動も行っています。特にHebe(田馥甄)がソロでリリースした「小幸運」は、台湾で大人気の映画「我的少女時代 Our Times」のテーマソングとなり、Youtubeでの再生回数は1億7000万回再生超え。
現在3人は、華研国際音楽 HIM International Music Incを退所し、それぞれ個人事務所を立ち上げ、解散かとのウワサも囁かれましたが、2019年の金曲賞では3人そろってのステージを披露。ってこの記事何回金曲賞の話するねんという話ですが、そういう賞なのです…。
おすすめ作品
張惠妹 aMEI
張惠妹とは、1972年生まれ、台湾の台東県・プユマ族(卑南族の女性歌手です。 その圧倒的歌唱力によりたちまち人気になり、「原住民ブーム」に火をつけたと言われています。
台湾には、台湾政府により公認されている10を超える原住民族がいて、それぞれの生活の中で培われた、祭りや儀式、祈りのための音楽があります。原住民族のルーツを持つポップス歌手や、原住民音楽で有名な歌手もいます。
ポップスがお好きな皆さんもぜひ、台湾土着の音楽を感じられる原住民音楽や、関連アーティストもチェックしてみませんか?
おすすめ作品
↑2002年の作品なんですが、このアルバムの最後に収録されてるKatsuは名曲なのでぜひ聴いてほしい。
張惠妹が好きな方にお勧めの原住民族にルーツを持つ歌手
舒米恩(男性歌手) アミ族の歌手。日本公演も精力的にこなし、原住民文化・台湾文化の発信に多く貢献。
紀曉君(女性歌手) ブヌン族(父)とプユマ族(母)のハーフ歌手。「神話」が幻想的で素敵。
郭英男(男性歌手) アミ族の歌手。「老人飲酒歌」が有名。2002年没。
C-POPのトレンドが追えるプレイリストとは?
ここまでお読み頂きありがとうございました!あなたの気に入った作品はありましたでしょうか?
こちらは、TAIWAN BEATSという音楽プラットフォームが作成した、2019年の金曲賞Golden Melody Awardsにノミネートされた作品のプレイリストです。2018年に台湾で発表された作品がまんべんなくカバーされており、面白いですよ!
Spotifyをお使いの方(ストリーミング派)の方は、この機会にぜひお気に入り登録してみてはいかがでしょうか?
それでは、再見!
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