おうちで本格中華料理!本場仕様のおすすめ調味料10選

 

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 どうもタピレコです。あなたは、おうちで本格中華料理を極めてみたい!と思ったことはありますか?「本場の味が食べたい!」と思っても、そのためだけに中華圏に足を運ぶのは、むずかしいこともありますよね。

 

 今回はそんなあなたに向けて、私が実際に自宅で使っていて、家庭料理にも取り入れやすい調味料について、基本的なものからマニアックなものまで10種類ご紹介していきます!

 

 この記事は、こんな方におすすめです。

  • 中華料理が好きで、自宅でも本格的な味に近づけてみたい
  • 中華圏でどんな調味料が使われているか知りたい
  • どの調味料を使うと、どんな味になるかザっと知りたい

 

それではどうぞ!

 

 

 

 

1.オイスターソース

オイスターソース

 

 オイスターソースは、カキを主原料のひとつとする調味料です。お近くのスーパーでも手に入るポピュラーな中華調味料ではないでしょうか。

 

 その用途は多岐にわたり、中華風の炒め物、煮物、そしてガパオライスなどのエスニック料理にも使えます。シンプルな塩コショウ味の野菜いために、オイスターソースを少し足して炒めるだけでうまみ倍増!

 

 また「オイスターソースって余らせてしまいがち」とよく聞きますが、消費できる使い方として「中華風お好み焼きソース」がおすすめ。醤油と1:1で混ぜて、いつものお好み焼きソースの代わりにかけると、とてもおいしいですよ!

 

 

2.黒酢

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 黒酢は、 穀物酢のひとつです。味わいがまろやかで、香りがよく立っているのが特徴的。色が黒いのは普通のお酢とくらべてよく熟成されているためです。

 

 豚肉料理やレンコンとの相性が良いので、酢豚や炒め物に使えます。また餃子を食べるときのたれにしても美味しいですよ!

 

 大型のスーパーや、中華街などでも買えますし、Amazonなどでも普通に売っている調味料です。

 

3.紹興酒(しょうこうしゅ)

紹興酒

 

 紹興酒は、 中国の醸造酒です。宴会で円卓を囲みながらあたためた紹興酒にザラメを入れて溶かしながら飲むのが一般的ですが、中華料理を作る際の料理酒としても使えます。

 

 基本的に日本酒と同じように使えますが、料理酒と比べて、甘みが強いですし、においにクセがあるので、料理が出来上がったときの味にも少し影響します。入れすぎに気を付けましょう。

 

 料理に紹興酒の風味を出したいとき(たとえば、角煮、酔っ払い海老)などに使うことをおすすめします。

 

 

4.沙茶醤(サーチャージャン)

沙茶醤

 

 沙茶醤は魚介をベースに、ニンニク・ゴマなどを加えて煮込んだ調味料です。台湾・香港でよく見かけます。

 

 以前台湾の火鍋屋さんに行ったとき、沙茶醤にみじん切りのニンニクと葱を大量投入したタレを味わって以来ハマりました。お肉や魚などにかけて使うのがおすすめです。

 

 

5.香辣豆鼓醤(シャンラートウチージャン)

 

 香辣豆鼓醤(シャンラートウチージャン)は、「豆鼓(黒豆をすりつぶして塩漬けにした)」をペースト状にした味噌です。

 

 香辣豆鼓醤を使った料理でいちばんのおすすめといえば、麻婆豆腐!いつもの麻婆豆腐に香辣豆鼓醤をひとさじ入れるだけで、味に深みとコクが出て、グレードアップします。その他、炒め物(たとえば、ホイコーロー)にもおすすめです。

 

 

 

 

6.豆豉油辣椒(トウチーヨウラージャオ)

豆豉油辣椒

 

 豆豉油辣椒は、トウチー入りのラー油です。

シャンラートウチージャンと同様にトウチーの調味料ですが、こちらはみそではなくラー油ベース。


 ピリ辛で豆の存在がしっかりしているのが特徴的です。豆の味わいを深くしたいとき+少し料理を辛く仕上げたいときにおすすめです。

 

トウチージャン料理の一例

 (ある日の食卓にて、カブと鶏もも肉のトウチー炒め)

 

 

7.蝦醬(ハージャン)

幼滑蝦醤

 

 蝦醬(ハージャン)はエビを発酵させてペースト状にした調味料です。塩気が強く、アミの風味が際立ちます。

 

 香港でのポピュラーな使われ方としては、イカとブロッコリーの炒め物で付け合わせに蝦醬が出てくることが多いです。また空心菜の炒め物にも使われます。

 

 そして、キムチにもオキアミが使われていますので、キムチ鍋などに蝦醬を少し足すと、風味が増すのでとてもおすすめです。

 

 さらに、メンマとラー油と刻み葱にごま油を足して、そこに少し味付けでハージャンを入れてよく混ぜて食べると味が+1されて美味しいですよ。

 

 ※とても塩辛いので、少しずつ入れて味を調整することをおすすめします。

 

 

8.川式麻辣醬(四川風マーラージャン)

麻辣醬

 

 川式(四川風)麻辣醬は、花椒の風味が強い調味料です。これさえあれば、まさに四川風の味付けができます。

 

 炒め物でよく使われますし、辛いものが苦手な方と鍋をするときに、調味料として置いておいて、自分の分だけお好みで川式麻辣醬を入れるという使い方もできます(笑)

 

 

9.港式香辣爆炒醬(香港風スパイシー炒めソース)

港式香辣爆炒醬

 

 こちらはかなりマニアックな調味料、「港式香辣爆炒醬(香港風スパイシー炒めソース)」です。味が想像しにくいかと思いますが、辛味が強いのが特徴的で、干しエビが入っていることによってうまみがアップしています。

 

 基本的には、肉系の炒め物に使いますが、何かしら味を足したいときにオプションとして付け足すイメージです。日本で言うと、柚子胡椒的な使い方でしょうか。

 

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10.柱候醤(チーホウジャン)

柱候醤

 

 柱候醤(チーホウジャン)は、酵母の甘みと塩気が際立つ中華の合わせみそ調味料です。台湾とか香港に訪れたことがある方は、「伝統的な中華料理屋で漂っている香り」といえば想像していただけるのではないでしょうか。

 

 牛バラ肉とよく合いますし、炒め物に入れるだけで、中華の個性が出せる調味料です。

 

 

まとめ

 いかがでしょうか。今回は、スーパーで手に入る中華調味料から本場仕様のものまで10種類ご紹介しました。

 

 ぜひ、ご自分に合った調味料を見つけて、毎日の食卓をより味わい深いものにしてみてはいかがでしょうか?

 

それでは、再見!

 

 

 (書いた人:中村 めぐみ)