現場レポ:「台湾100選」台湾ポップス30年発展の歴史に大興奮!@代官山蔦屋書店

代官山蔦屋書店「台湾100選」でマンダリンポップス30年の歴史を見てきました!

TEXT&PHOTO By 中村めぐみ

 

みなさんこんにちはー!Tapioca Milk Recordsことタピレコです。

 

2019年9月18日(水)~9月30日(月)、代官山蔦屋書店で開催中の台湾レコードの展示イベント、「台湾100選」に行ってきたので、現場の様子をお伝えします!

 

 

 

 

「台湾100選」とは?

台湾100選(「平成台湾100アルバム展 -台湾ポップス30年間の発展の歴史」)とは、平成の30年間に台湾で発売され、マンダリンポップスの発展に貢献した音楽作品について、CDやレコードの展示を通し、日本に伝えるイベントです。

 

開催場所は、代官山駅から徒歩5分の蔦屋書店で、公式情報によると、展示期間は2019年9月18日~30日。

 

今回、台湾の音楽関係者からめちゃくちゃプッシュされたのをきっかけに見に行きましたが、これが想像以上に楽しかったです!時間使いすぎて次の予定に遅れそうになりました(笑)

 

まだ現場に行っていない方や、遠くて行けない方ともこの感動を分かち合いたく、ご紹介します!

 

「台湾100選」展示エリア@代官山蔦屋書店 3号館2階

台湾100 展示エリア

 

「台湾100選」は、代官山T-SITE 3号館の2階のエスカレーターを上がってすぐのところにあります。扉2枚分くらいのスペースに、CDやレコードが綺麗に陳列されていますね!

 

展示作品以外に、購入可能な台湾音楽のCDやレコード、グッズもあり、気になったものはその場で購入できます。課金欲を満たせますよー!!

 

更には、試聴機や、台湾アーティストのMVが流れるモニターなどもあり、この時点で血沸き肉踊っちゃってました。

 

(日ごろお世話になってるsasanojiさんもテンション爆上げ。sasanojiさんのブログはコチラ!) 

 

台湾ポップスをマンダリンポップスと呼ぶことにしたっぽい

展示の世界観やコンセプトはどのようなものでしょうか?もっと近づいてみてみましょう!

 

台湾100選 説明文

 

目に入ってくるのは、「台湾100選」と書かれたポスターです。

 

「マンダリンポップスを知っていますか。」

 

この一文からはじまる解説には、マンダリンポップの基本情報と、イベントの主旨について簡単に触れられています。気になる方はぜひ画像を拡大して読んでみて下さいね!

 

「台湾から発信される音楽をマンダリンポップスって呼ぶことにしたんだなぁ。笑」 というのが素直な感想です。日本ではまだC-POPという呼び方が定着していますね。細かいことは良いのです!サクサクと見ていきましょう。

 

4つのエリアに分かれた展示+解説ドキュメントにはアーティストコメントも!

 

作品の展示は、上下左右のエリアに分かれています。

 

A⇒B

C⇒D こんなイメージですね。 

 

まずはここから!Aエリア

Aエリア

 

Aエリアから眺めていきます。日本でも人気の高いクラウドルー・落日飛車・五月天など、古いものから新しいものまで展示されているのがわかります。

 

「初見じゃなにがなんだかわからないぜ」

 

と思う方も大丈夫です。ご安心ください。なんとこのイベント………

 

 

このように、作品1枚1枚に、タイトル名・アーティスト名・そして紹介コメントが載っている資料が準備されているんです!親切設計。泣いた。

 

しかもしかも!!!

 

紹介コメントの中には、9月28日・29日に上野公園で開催予定の「TAIWAN PLUS」に出演するDSPS・9m88・宇宙人・生祥樂隊らによる生の声も掲載されている作品もあるんです!!

マニアにも優しい設計~。嬉し泣きの涙でタピオカミルクティー作れました。

 

 

感動しすぎて全ページ写メ撮りました(笑)病気(笑)

 

Bエリアで草〇〇〇派對を発見。企画してくれた人にタピオカおごりたい。


Bエリアもじっくり眺めましょう…

 

と!ここで!私のテンションを更に爆上げする事件が発生!!向かって右側をご覧ください!!

 

おやおや??

 

 

こ!!これは!!!私の大好きなバンド「草東沒有派對 No Party For CaoDong」の1stアルバム「醜奴兒」が選ばれているではないですか!!

 

繰り返し申し上げます!!!草東沒有派對が、マンダリンポップスを発展させた100枚に入っています!!!まー妥当性しかないって感じなんですけど、やっぱりファン的には嬉しいんですねこういうの…。

 

だってここ、代官山だから。私、神奈川の海っぺりから来てるんで東京事情はうといんですけど、代官山は知ってる。

 

平日からオシャレしたセレブや芸能人たちが集う文化発信一等地でしょ?ヒルナンデスのロケとかやってるところでしょ?

 

東京を代表する、オシャレスポットにある、文化発信一等地 代官山の蔦屋書店に草東沒有派對が陳列されてるという事実。この企画を考えてくれた方への感謝があふれ出します…。

 

マンダリンポップスの神々たちが一堂に会するCエリア

 

こちらは左下のCエリアです。ジェイチョウ・五月天・クラウドルー・S.H.E・江蕙・ビビアンスーなど、台湾を代表するアーティストたちが多めでしょうか。

 

個人的には糯米糰、F.I.Rが入っていてうれしい。C-POP…じゃなくてマンダリンポップの神たちが一堂に会してるのがCエリアという印象です。

 

お時間ない方も、ここはじっくり、ねちねち、音楽ストーキングをするがごとく見て欲しい!

 

 

 

インディーズの名作も充実・Dエリア

 

はいこちらDエリアです。すいませんあの、ちょっといいですか。MCHotDogとか拍謝少年とかに触れるべきなのはわかったうえでちょっといいですか???

 

 

ウワアアア!!!台南ポストロックで人気を争う聲子蟲 Bugs of Phononが展示されてるだと…???

 

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こちらを選出なされた方にお会いし、鼎泰豊のチャーハンをご馳走したい!今すぐ!

 

というわけでもう胸いっぱいなんですが、インディーズの名作以外にも方大同、林強などポップスシーンの人気&大御所もいっぱい展示されてるのでぜひ見て欲しいです!

 

物販&試聴機

物販

100アルバムをテンション高く見た後は、物販エリアもチェックしてみましょうー。

 

物販エリアには、日台の音楽シーンの架け橋を担うBig Romantic Records関連作品(たとえば、落日飛車とか)や、台湾から輸入してきたっぽいCDが並んでいます。(タグに誠品書店のシール貼ってありました)

 

でね、私はときどき台湾に行くので、買い物はいいかなーと思ったんですよ。しかしコレ見た瞬間、財布の紐が消し飛びましたね。

 


五月天のファーストアルバムを光の速さでお買い上げ。その他、名作がたくさんあったので、音源欲しい方はチェックしたほうがよいですぜひ!!

 

試聴


なんと展示・物販だけではなく試聴コーナーも設けられていました。ここでも草東沒有派對を推してくれるのに大感動でしたね。

 

私のおすすめは全部だけど、特にDisc2のAmazing Show 美秀集團は日本であまり知られてないけど今台湾で人気あるバンドなので、CD音質でぜひ聞いてみてほしいー。

 

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開催期間も残りあとわずか、行けそうな人はぜひ足を運んでみて下さい!

今回はマンダリンポップスのCDが楽しめる展示「台湾100選」を紹介しました。

 

台湾音楽の良さが超濃縮されている素敵なイベントです。行けそうな方は、ちょっと無理をしてでも足を運んでほしいです!笑 知っているようで知らなかったことなど、新たな発見もたくさんあると思います!

 

それでは、再見~。

 

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