寄稿日記:台湾音楽関連 2022年8月~10月に書いた記事

 

どうも中村です。お久しぶりの更新となりました。

 

夏の終わりごろから体調をものすごく崩しており、パソコンでまとまった文章を書けるコンディションではありませんでした。少しずつ浮上してきたところです。

 

ご報告が遅くなりましたが、Qeticでいくつか記事を書いたので、ご紹介させてくださいー。

 

 

曲の割込も自由?日本と全く異なる「お作法」|C-POP研究所が語る、中国語カラオケ「KTV」の遊び方

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→1980年代に日本から世界へ輸出された「カラオケ文化」が中国で独自の進化を遂げ、日本へ逆輸入。その実態についてC-POP研究所の太一さんに取材しました。「記事を読んでKTVに初めて行った」というお声も頂きました。

太一さんはお若いのですが、厚みのある情報、独自性のある分析、何よりC-POP愛にいつも良い刺激を受けています。太一さんのような発信者がどんどん目立って活躍してくれるといいなと思います。

 

特別対談:「すべての芸術の境界には詩がある」中国語ジャズポエトリーの魅力 謝明諺 × 池田欣彌

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何かと型破りで何かと話題のサックス奏者、シェ・ミンイェン(謝明諺:通称 テリー)と詩人ホンホン(鴻鴻)がプロデュースする『爵士詩靈魂夜 A Soulful Night of Jazz Poetry』。テリーさんと、本作に参加した日本人ベーシストの池田さんにお話を伺い、「台湾ジャズ」の歴史を紐解きながら、作品について聞きました。

ここでカッコつけてもしょうがないので正直に言うと(笑)、文章、映像を含め色んな資料をあたり、テリーさんと池田さんから膨大なアウトプットとレビューを頂きながら日本の読者さんにフィットするようにまとめました。

 

Interview:アジア中から音楽が集まる「港」をつくる──Zepp New Taipei、Zepp Kuala Lumpur支配人 本多真一郎氏

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→2020年に開業したZepp New Taipei。主にはインディーズのアーティストの活躍の場所として発展しています。その支配人であり、アジアを音楽で渡り歩いて来られた本多さんにお話を聞きました。

このインタビュー記事を掲載した後から続々と日本のアーティストの出演、対バンも決まっており、港化が続々と進んでいるのではないでしょうか。本多さんのお話は一貫して、「有機的な交流を作りたい」という情熱がおありだと感じています。同じ思いを持つ者として、微力ながら盛り上げていけたらと思います。

 

台湾インディーズ音楽の祭典<金音創作獎>直前予習!今年は日本向け生配信も

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→11月5日に行われた「金音創作獎」について紹介しました。毎年同じようなことを言っているような気がするのですが、同じことを長期的に言い続けることが大事なので、これで良いのだ。

 

 

 

 

【おまけ】最近聞いている台湾音楽

最近は新譜と少し前の音楽を交互に聴いてます。ジャンルも結構色々で、台湾の伝統文化とロックをガチで攻めている音楽も、もともと好きなポストロックも、欧米の影響を受けているロックも好きで、自分の趣味がますますわからない!^ー^

 

裝咖人Tsng-kha-lâng|2022夜官巡場Iā-Kuan Sûn-Tiûnn live session With VJ

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国立東華大学中国文学科出身者を中心に結成した「裝咖人」。北管とロック、音楽と文学の融合です。百合花とかMong Tongが好きな人は好きだと思います。メインボーカル張嘉祥が書いたアルバムと同名の小説もあるとのこと。誰か翻訳して…

 

昆蟲白 insecteens - 瞬間 In a Flash【Official Music Video】

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元祖台湾ポストロック甜梅號 Sugar Plum Ferryのギターボーカル昆蟲白(本名:黃建勳)が子育てを経て今年リリースしたアルバム「瞬間」。甜梅號のオーガニックなPost rockみがありながらサウンドは温かく、聞いているようないろんなストレスが消えていくような錯覚が…錯覚でも良いよね。ポストロックだもん!

 

黃雨晴 Yuching Huang ‘化為人形’ Official Teaser

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2010年代にロックバンド「強迫女孩 ocd girl」で活動した黃雨晴がベルリンでの生活を経て今年1月にリリースしたアンビエント×オルタナのアルバムです。寒い日の日曜の午後、お昼寝しながら聞くのが合う気がする。

 

Triple Deer:一百個擁抱 Hundreds of Hugs@Line in Studio Live 20180223

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命日だったじゃないですか、凡凡の。凡凡といえば草東なんだけど、実は草東と並行してTriple Deerというポストロックバンドでもドラムをやっていたんですね。(途中で草東に専念するために脱退)

で、そのTriple Deerの名曲「一百個擁抱 Hundreds of Hugs」を無限リピートしていました。収録場所のLine in StudioはTriple DeerのCDを探しに&買いに行った思い出もあり、懐かしかったり寂しかったりしていた。みんな、大事な人にはHundreds of Hugsの気持ちで接していこうな…。

 

というわけで

体調的にも社会的にも色々ままならず、次に台湾で会えるのがいつになるのかもわからないですが、やれることをやって、マイペースに音楽を聴いています。明日は少し、1ミリでも良くなるでしょう。また、記事を書いたらご報告しますー、再見!