11月19日・20日開催【THE PIANO ERA 2022】にCicada(台湾)の来日が決定ーピアノ音楽の現在と未来に出会うフェスティバル

11月19日・20日開催【THE PIANO ERA 2022】にCicada(台湾)の来日が決定ーピアノ音楽の現在と未来に出会うフェスティバル

 

 

2022年11月19日(土)・20日(日)に東京都目黒区・めぐろパーシモンホール 大ホールで開催されるTHE PIANO ERA(ザ・ピアノエラ)に、台湾のアコースティックアンサンブル「Cicada」の出演が決定しました(Cicadaの出番は11月19日)。コロナのため直前キャンセルとなった東京公演以来、2年ぶりの来日です。

 

THE PIANO ERA(ザ・ピアノエラ)とは?

誰もが親しみのあるもっともポピュラーな楽器のひとつ、『ピアノ』をキーワードに、ジャンルでくくらずにオリジナリティ溢れるピアノ音楽を創造し演奏するピアニストたちを国内外から招聘し一挙に紹介する “THE PIANO ERA(ザ・ピアノエラ)”。

 

近年メキメキと拡張し躍動を続ける ” 今聴くべき世界の 「ピアノ音楽の現在」” にフォーカスし、世界で多様に発展しているピアノ音楽の ” 今 ” を体感できるともに、ピアノから放たれる、弾く者の音から染み出る音楽性や個性、生まれ育った文化や地域性までも感じ取ろうという画期的なフェスティバル。


5 回目を迎える今回は、アメリカ、アルゼンチン、ブラジル、台湾、日本から、ジャンルを超越した独自のピアノ音楽を創造するアーティスト 6 組が出演します。

 

11 月 19 日(土)day1 は『ピアノと声とアンサンブルの美しさに浸る一日』

 

タチアナ・パーハ&アンドレス・ベエウサエルトは現代ブラジル最高峰の知性派シンガーとアルゼンチン音楽シーンを代表するピアニストのデュオ。

 

 

11年前に唯一のデュオ名義アルバム『Aqui』を発表。現代南米音楽シーンを象徴する傑作として、
世界中の音楽家たちに影響を与え続けている
その後活動をしていなかった伝説のデュオがザ・ピアノエラ 2022で世界が注目する奇跡的な再会を果たします。

 

 

 

台湾の Cicada(シカーダ)。ピアノエラ史上日本以外のアジアから初出演となります。
台湾の自然と文化を pf, Vn, Vc, G のアコースティックアンサンブルで表現、
ポスト・クラシカルのクールさとアジアのウェットさが同居する魅力的な音楽世界が心に染み入り捉えます。

 


今秋公開、平野啓一郎原作・石川慶監督の今秋公開の映画『ある男』の音楽を務めることも話題になりそうです。

 

 


haruka nakamura は 2015 年以来2度目の出演。
長い間旅をしながら音楽を続けてきたが、昨年居を故郷の北国に移して新たな生活環境の中で創作を続ける。

 

今回はザ・ピアノエラ 2022 のための特別セットリストを披露。
田辺玄(orbe) × Meadow の二人をフィーチャーして出演します。
7 年前からどのような音楽変遷を経てきたのかを追想するのも楽しみです。

 

 

 

 

11 月 20 日(日)day2 は『ピアノ表現の可能性と内から湧き出るエネルギーの洪水を浴びる奇跡の一日』

 

御歳 87 歳、真のリビング・レジェンド、テリー・ライリーがいよいよピアノエラに降臨。

 


2 年前から日本に居を移し幸せなことに演奏に触れる機会が増えましたが、
ザ・ピアノエラ 2022 では最近では珍しいグランドピアノを演奏、
純正調ピアノのために書かれた楽曲の演奏を予定しています。
ファンならずとも体験する全ての人の人生の宝になる貴重な機会となることは間違いありません。

 

 

 

ダン・テファーはリー・コニッツとのコラボレーションやバッハ楽曲の表現者としても活躍していますが、
ザ・ピアノエラ 2022 ではピアノ表現の可能性を提示する
自然の歩む道と機械の歩む道の ” 交差点 ” を音楽で探る画期的プロジェクト「ナチュラル・マシーン」を披露します。

 


演奏は全て即興。テファーが弾いた即興演奏を彼が作ったコンピュータープログラムがリアルタイムに感知し、
独自のアルゴリズムで対話するように自動演奏ピアノDisklavier に演奏を促します。
それを受けてダンがまた即興で音を重ねる、1 台のグランドピアノで表現される、幻の手との見たことのない連弾二重奏。
加えて今演奏している即興連弾楽曲の骨組みを可視化してリアルタイムで映像投影、
音程や強弱、リズムやハーモニーなど音楽のある側面を映像化して表現します。
人間とテクノロジーの融合を通じて未来の音楽の可能性を提示する画期的プロジェクトです。

 

 

 

高木正勝は唯一第 1 回から連続出演。自分のマインドや生活環境に素直に音を出し表現を重ねる日々を続けながら、多数のサントラや CM 音楽を手がける。

 

 

特に細田守監督作品『おおかみ子どもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』や昨年の NHK 連続テレビ小説『おかえりモネ』の音楽が強いインパクトと高い評価を得ていて今や彼の音楽を聴かない日はないほど。一昨年に父になった彼がピアノに向かい今どんな音を奏でるのか楽しみです。

 

 

いま誰もが体感すべきピアノ音楽、ピアニストの魅力に出会える二日間です。

 

Information

【公演名】THE PIANO ERA 2022 / ザ・ピアノエラ2022

【日程】 2022年11月19日(土)・11月20日(日)

【会場】めぐろパーシモンホール 大ホール

【時間】11月19日(土)16:15開場/17:00開演 
    11月20日(日)15:45開場/16:30開演

【チケット】単日券:7,800 円 / 2 日通し券:14,800 円
※学生(高校生以上)は 1,000 円、子供(中学生以下)は3,000 円を当日会場にてキャッシュバックします。
要学生証提示。単日券のみ対象。
※未就学児入場不可

【出演者】
11月19日(土) タチアナ・パーハ&アンドレス・ベエウサエルト(ブラジル、アルゼンチン)
                           Cicada(台湾)
                           haruka nakamura (日本)

11月20日(日) テリー・ライリー(USA)
                           ダン・テファー “Natural Machines”(USA)
                           高木正勝(日本)

【チケット販売】
オフィシャル先行抽選販売受付:8月13日(土)12:00 - 8月21日(日)23:59
先得二日通し券抽選販売受付:7月23日(土)12:00 - 7月31日(日)23:59
一般発売日:9月3日(土) ※めぐろパーシモンチケットセンターは9月7日10時から販売開始

【プレイガイド】
イープラス(eplus.jp)
 ローソンチケット(l-tike.com / 0570-084-003 / Lコード)
 チケットぴあ (t.pia.jp / 0570-02-9999 / Pコード)
 めぐろパーシモンホール (www.persimmon.or.jp / 03-5701-2904 (10:00-19:00))

※めぐろパーシモンホールは単日券のみ取扱
※先得2日通し券・オフィシャル先行はディスクガレージチケットサイト『GET TICKET』にて取扱

【問合せ】 ディスクガレージ 050-5533-0888(平日12:00-19:00)
         ノーヴァスアクシス 03-6310-9553

【official website】 http://www.thepianoera.com

【主催・企画・制作】ザ・ピアノエラ・アソシエーション [novus axis / NRT / SHIKIORI]
【共催】 公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
【制作協力】ディスクガレージ/エピファニーワークス/一般社団法人スキヤキ・オフィス
【招聘・制作協力】株式会社ハーモニーフィールズ
【後援】出演者各国大使館、関係機関(予定)
【協力】RYU / Kentec / Edith Grove / flau / frue / 株式会社ヤマハミュージックジャパン
【メインビジュアルイラスト】 山口洋佑 
【ウェブサイト製作】 Azusa Yamada Design
【チラシデザイン】 星野哲也

 

 

 

管理人から一言

Cicadaは2回目に台湾に行ったとき、WWRの店員さんのおすすめでCDを買って以来気になってよく聞いていました。が、3年前、代官山VACANTの来日公演を見てもっと好きになりました。「室内楽アンサンブル」という一見お上品な構成で、台湾の自然を全力で表現するライブの魅力はそうそうないと思います。過去のインタビューでは高木正勝さんが好きと語っており、同じフェスに出演することは彼らにとって大きな意義となるのではないでしょうか。

というわけで私は既にチケットの抽選を申し込み済です。あたりますように~。(中村)