台湾インディー・ミュージックの”いま”を描く音楽リアリティ番組『樂團祭Bandstival』、9月3日(水)よりYouTubeで配信スタート

 

台湾のインディー・バンド・シーンとユースカルチャーに密着する新しい音楽リアリティ番組『樂團祭Bandstival』(全15話)が、9月3日(水)21:00(日本時間)よりYouTubeで世界配信される。

 

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視聴はYouTubeを通じて可能で、台湾国内ではテレビ放送および各種配信プラットフォームでも展開される。さらに、第1話で披露されるライブ音源全12曲を収録した配信アルバムが、すでに主要音楽配信サービスでリリースされている。

 

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本作の大きな特徴は、単なる「新人発掘番組」ではない点にある。登場するのは、キャリアの浅い若手バンドにとどまらず、長年台湾で愛され続けてきた人気バンドWonfu(旺福)のようなベテラン勢まで。合計24組のバンドが参加し、7つのチャレンジを通してステージ上での表現を競い合う。公開収録の場では観客による投票も行われ、番組の進行にリアルタイムで反映される仕組みとなっている。

 

エグゼクティブ・プロデューサーには、張惠妹(A-Mei Chang / アーメイ)のマネージャーとして知られる陳鎮川(Isaac Chen)、そして台湾の大ヒット番組『大嘻哈時代(The Rappers)』を手がけた元MTVチャンネル・ディレクター、周祐楷(Kenny Chou)が名を連ねる。

 

制作チームはスタジオ内に複数のステージを設け、コンサートさながらの音響・映像環境を整備。家庭のテレビでもスマートフォンでも、フェスに参加しているような臨場感を再現することを目指した。

 

出演バンドは、Wonfuをはじめ、俳優としても活躍する英台ハーフの鳳小岳(Rhydian Vaughan)が在籍する新鋭KAKI ACRYLIC(壓克力柿子)、BiKN Festival Shibuyaに出演歴したアーバンロックバンド、Sweet Johnをはじめ、台湾の伝統音楽である北管を取り入れた独自のロックサウンドを奏でるLilium(百合花)、ブリットポップ・オルタナロックの影響を受けたBlueburnなど世代もスタイルも異なる多彩なラインナップ。

 

ゲストやホストにはアリーナ級アーティストや人気クリエイターが登場し、最新トレーラーではファンク界のベテラン、馬念先(Ma Nien Hsien)がアニメ風コスチュームのアナウンサー役で登場、YouTuberでありボーカリストでもある徐有潔(Sandra Hsuがバンドへのインタビューを行う姿が確認できる。

 

台湾のインディー・ミュージックとユースカルチャーの現在を鮮やかに切り取る『樂團祭Bandstival』。音楽の未来を見据えるすべてのリスナーにとって、必見のシリーズになりそうだ。

 

公式リンク

YouTube: https://www.youtube.com/@bandstival
Instagram: https://www.instagram.com/bandstival/
Spotify: https://open.spotify.com/album/59e7KZ9cSTzY4x8SPOAboL
Apple Music:https://music.apple.com/tw/album/%E6%A8%82%E5%9C%98%E7%A5%AD-lv-1%E5%88%9D%E5%A7%8B%E4%B8%96%E7%B4%80-%E4%B8%8A-live/1833423688