私って怪しかったのかなぁ。(汗)
先日、志望動機クリエイターという肩書を作ったぐーちゃんです。
志望動機クリエイターのボランティア活動を公開しましたが、1日経ってもどなたからも問い合わせが来ない・・・
もしかしたら本当は志望動機に困っている人なんていないのかもしれない。
な~んか一人で先走っちゃって恥ずかしかったな。(照)
とちょっと落ち込みましたが、
ひょっとしたら、問い合わせが来ないのは、私自身が怪しいからかもしれない!という考えに至りました。
志望動機クリエイターを名乗るなら、具体的なノウハウを持っていることを説明しなくてはいけませんね。笑
そんなわけで、読んだだけで志望動機が書けるような具体的な手順を紹介したいと思います。
24歳・Aさんの場合。
志望動機の書き方には必ずパターンがあり、
このパターンさえできてしまえば、いくらでも応用ができます。
たとえば、これまではカフェでシフト制で接客のアルバイトを5年間していたけれど
正直夜遅くまで働くの嫌だし、友達と休みも合わないしシンドい!
次は事務職場で、比較的安定した環境で、正社員で土日休みをもらえるようステップアップしたい!と考えている24歳のAさん・女性がいるとします。
偶然求人を見つけた会社は、自宅からほどよく近く、大手医療機器メーカーの子会社とします。職種は事務で、お給料もまぁまぁで土日祝日休み!Aさんはぜひ働きたいと思うのですが、ここでちょっと不安になりますね。
Aさんの悩み
この求人に対し、Aさんはこのように悩みます。
・カフェとメーカーじゃ業界が違いすぎるし志望動機に書くことないわぁ・・・
・接客と事務じゃ職種も違いすぎるし、志望動機に書くことないわぁ・・・
・事務経験はシフト表の作成くらい。WordもExcelもあまり使えないし、事務的な意味ではアピールできないわぁ・・・
・そもそもアルバイト経験が長すぎて、今更正社員なんて無理なのでは・・・
・ていうか、転職とか初めてだし、これじゃ志望動機を書きようがない。無理。
とちょっと心が折れかけていたとします。
でも、大丈夫です。
志望動機の基本的考え方
志望動機は、まちがいなくきれいごとです。
なぜなら、これまで頑張ってきた人はちゃんときれいごとを言う権利があるからです。
だからといって、嘘はいけません。それは人をだましていることになります。
ですが、「きれいごとで盛る」ことはしていいのです。
あらゆるネガティブワードを発想の転換によりポジティブワードに言い換え、盛りましょう。
そして一番大事なのは、あなたが何をしてきたか、どんなスキルがあるか、どうしてこの会社を選んだのかということをひねり出し、人まねではなく自分の言葉で言えるかどうかなのです。
私がAさんだったら、例えばこのように志望動機を書きます。
私が提案できるAさんの志望動機(例文)
医療機器部品メーカーとして堅実に展開している貴社の事務職として、私の持ち味である「チームワーク力」を活かして働くことで成長したいと考え、志望致しました。
今後高齢社会の深刻化に伴い、医療機器の開発や発展はとても重要だと私は考えています。
貴社は数多くある医療機器メーカーの中でも、◯◯◯の関連会社として信頼性の高い商品を販売するだけでなく、外販でも売り上げを伸ばしており事業を展開しています。その挑戦心に共感致しました。
私自身は飲食店の接客担当として約5年間勤務しており、1日に約◯人以上の接客や、◯人の後輩の教育やクレーム処理などの経験を積んできました。
しかし今後は多くのお客様を接客するというよりも、仕事で関わる人とより深くコミュニケーションを取りながら事務スキルも高めていくことにより、人間として会社員としても成長したいと考えています。
まずは私のチームワーク力やお客様のニーズを汲み取るスキルが貴社の業務に活かせるのではないかと感じています。
一度面接の機会を頂けますよう、ご検討お願いいたします。
いかがでしょうか。なんかそれっぽくないですか?
Aさんの履歴書の志望動機欄を埋めるものとして、十分じゃないですか?
志望動機はこの5つのパートに分けて作り出す。
それでは一つずつ順を追って、基本文型とともにみていきましょう。
志望動機は大まかに言うと、この5パートで構成されていきます。
(1)願望を要約して言い切るパート
基本文型・・・「貴社で」+「こうなりたいと思い」+「志望致しました。」
(2)様々な切り口から志望先をほめるパート
・「貴社の業界は社会にとって大事です!」
・「貴社はこういう会社で」+「ここが他社と違くてスゴいです!」
・「ホームページor企業理念のここに共感しました」
・「利益追求だけじゃなくて、社会活動もする姿勢がスゴイです!」
・「社会が今このような状況でありながらこのような取り組みをしており、スゴイです!」
などなど、ほめ方はいくらでもある。
Aさんがどんなに入社したいと思っても、伝わらないと意味がないのです。
伝え方にはたくさんありますが、自分の会社についてちゃんと調べて、わかってくれてると採用する側は安心すると思います。
ぜひ文章で、採用する側を安心させてあげましょう!
(3)自分の話をするパート
基本文型・・・「私はこれまでこのような経験をしていて」+「今現在はこうです」+「それを踏まえてこのようになりたいです」
現状の自分はこうだけど、何かを変えたいと思ったから転職したいのですよね。
それは、待遇や条件でも構わないと私は思っています。
しかし、書類審査の段階でそれを述べるのはちょっと失礼ですね。(汗)
どうして、働く環境を変えたいと思ったのかを、うまいこと盛って、「人間性に問題が無いことをアピール」し、採用する側を安心させてあげましょう!
(4)ちょっとした自己PRパート
基本文型・・・「こんな私のこういうスキルが」+「業務に活かせるのではないかと」+「感じています。」
これまで頑張ってきたあなたには必ずスキルがあります。社会で働いてきたってこと自体がすでにスキルなんですね。
あくまで、活かせるかどうか決めるのは採用する側なので「感じています」という表現がベター。
(5)お願いのパート。
「一度面接の機会を頂けますよう、ご検討お願いいたします。」
言い方は何通りもあるけど、だいたいこれでOK。
どうですか!?このように分解していくと、なんか、できそうじゃないですか?
ていうかむしろ、今すぐ書けそうじゃないですか?
長文であればいいというわけではなく、この1~5のパートの分量や表現をうまいこと調整し、そして矛盾のないことが志望動機というジャンルにおいては大事なコツになります。
私の志望動機クリエイターのボランティアでは、あなたのケースに当てはめながら、(1)~(5)のパートをしっかり埋められるよう、協力させていただきます。
(ていうかここまで読んで理解してもらえていたら、やっぱりボランティアの必要なんてないのかもしれないなぁ・・・?)
よろしければこちらの記事をお読みいただいた上で、応募していただけたら嬉しいです!