はいみなさんこんにちはー!タピレコです。あなたは、香港映画の世界にご興味はありますか?
「いや正直あまり詳しくなくて…」という方も、伝説のアクション映画俳優ブルース・リーの名を耳にしたことはあるでしょうか。
今回ご紹介するのは、そんなブルース・リーが武術を教わった先生・葉問(イップ・マン)師匠をモデルにしたカンフーアクション映画「イップ・マン 継承(原題:葉問3)」です。それでは本編へ。
※軽いネタバレありますのでご注意ください。
- そもそも「イップ・マン」って誰?高速で紹介
- 「イップ・マン 継承」のあらすじ
- 見どころ1:洗練されているカンフー×異種格闘技戦が見られる!
- 見どころ2:日本が誇る作曲家・川井憲次が音楽を担当!
- 見どころ3:でもイップマンが自分の夫だったらイヤだ(笑)
- 「イップマン 継承」はどこから見られる?
- Amazon Prime会員って何?
- Prime Videoはおうちデートにも最適
- もしご興味あれば
そもそも「イップ・マン」って誰?高速で紹介
イップ・マンは、中国出身・主に香港で活躍した実在の武術家です。1893年(清時代)に広東省仏山の裕福な家庭に生まれ、幼少期に中国武術「詠春拳」へ入門。
16歳で香港へ留学してからも、詠春拳の稽古を続けます。26歳で中国へ戻り家庭を持ったものの、日清戦争の影響を受け、日本軍に財産を接収。その後香港へ亡命し、生活のために「詠春拳」の道場をオープン。
当時の中国武術家の間では、まだ伝統的な指導方法を用られていたなか、イップ・マンは、論理的な指導方法で生徒を集め「詠春四大天王」を育成するほどの一大門派へ発展。イップマン一派は、詠春拳の普及に貢献します。あのブルース・リーもイップ・マンのもとで修行をしていたんだとか。
そんなイップ・マンをモデルにした映画作品は数多く公開されていますが、私のおすすめはウィルソン・イップ監督、ドニ―・イェン主演のイップマンシリーズ。その中でもめっちゃ面白いのが、シリーズ3作目の「イップ・マン 継承(原題 葉問3)」です!
公式サイト:映画「イップ・マン 継承」公式サイト
「イップ・マン 継承」のあらすじ
「イップ・マン 継承」は、イップ・マン師匠をモデルに構成したカンフー映画です。(2015年・香港公開/2017年・日本公開)
同シリーズに「イップ・マン 序章(2010年日本初公開)」、「イップ・マン 葉問(2011年日本初公開)」があり、「継承」はシリーズ3作目となります。そのあらすじはこのようなもの。
1959年。好景気に沸く香港は、その一方で、無法地帯になりつつあった。裏社会を牛耳る最凶の不動産王・フランクによる暴挙から町を守るため、静かな達人イップ・マンは立ち上がる。だがそれは、自身の家族をも命の危険にさらすことを意味していた。さらには、武術“詠春拳”の正統をめぐって挑まれた死闘・・・。果たしてイップは、人生において最も大切なものを見出し、守り、伝えることができるのか?
(Amazon Prime Video「イップ・マン継承」あらすじを引用)
一言で言うと「人格者として街のみんなから頼りにされるイップマン師匠とその仲間たちが、香港社会を牛耳る悪の勢力と戦う。ライバルもあらわれる。カンフーアクションが見ごたえばつぐんだし、ホームドラマ成分もあっておもしろい。」です。
さてここからは、私の視点からそんな「イップ・マン 継承」の見どころを紹介します!
見どころ1:洗練されているカンフー×異種格闘技戦が見られる!
やはり「イップ・マン 継承」の見どころといえば、流れるように美しい詠春拳のアクションシーンです。
「格闘シーンって、なんかコワイ」というイメージをお持ちの方もいると思いますが、イップマンを演じるドニ―・イェンの穏やかなたたずまいがアクションを引き立てていて、嫌な感じがしないんです。
そして、カンフーの使い手同士の対決はもちろんのこと、ストーリーが進んでいく中で、ムエタイ・ファイターとの対決もあり、そしてクライマックスにはマイク・タイソン演じるボクサー・ファイターとの異種格闘技対決も。
パワーで戦うマイク・タイソンと風のように軽やかに戦うイップマンの対決はばつぐんに見ごたえがあります。
しかも、音楽も含めた演出が良いため、良い意味で泥臭い感じがしないといいますか、格闘シーンがとにかく洗練されているんです…!そういったところにも要注目です!
※ボクサー・ファイターとの対決はシリーズ2作目でも観られるのですが、やはりマイク・タイソンとの豪華な対決は本作の見どころかなぁと感じております。
見どころ2:日本が誇る作曲家・川井憲次が音楽を担当!
見どころというより聴きどころかもしれないのですが、本作も含ウィルソン・イップ監督「イップ・マン」シリーズには、日本人作曲家川井憲次氏が音楽を提供しています。
川井憲次氏といえば、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」・アニメ映画「攻殻機動隊」など数多くの作品への音楽提供で知られる大物作曲家。
その壮大で独特の世界を持つサウンドが、香港映画の世界を引き立てるなんて、とても貴重…!そういった意味でもおすすめです。
※ちなみに、川井憲次が音楽を提供しているアジア圏の映画作品といえば、韓国映画「美しき野獣」、香港映画「セブンソード」、日中韓合作の「墨攻」などがありますね。
見どころ3:でもイップマンが自分の夫だったらイヤだ(笑)
さて、悪の勢力と戦い香港の街を守るイップ・マン師匠ですが、そのために一時的に家庭がおろそかになります。
そんななか、リン・ホンが演じる美しい妻・張永成に病魔の気配が忍び寄り…。体調に不安を抱える妻は、何度かそのことを切り出そうとするも、みんなから頼りにされ輝く夫を前になかなか言い出せず、涙を呑む場面も。
その後、ストーリーがどうなっていくのか…というところはネタバレになってしまいますし、フィクションに口を挟むのもなんなのですが、世の中のヒーローの活躍の裏側では、マジで家庭は犠牲になってるんですよね…「みんなにいい顔をする夫」を持つ妻としては、感情移入せざるを得なかったです。涙
個人的なぼやきはともかく!カンフーアクションにとどまらず、「ヒーローの妻像」の姿が描かれた可憐で慎ましい演技なんかも見どころです。
「イップマン 継承」はどこから見られる?
さて、そんな「イップ・マン 継承」が気になる方へ、どうやったら見られるか?というところもお伝えしていきたいと思います。
DVDも発売されているのでそれを買うのもよし。
それから、レンタルDVD店(TSUTAYAとかゲオとか)を利用するのもアリ…なのですが、私はアマゾンプライム会員特典のインターネット・ビデオオンデマンドサービス「Prime Video」で視聴しました。
Amazon Prime会員って何?
アマゾンプライムは、皆さんもご存知のインターネット通販大手のAmazonが提供する有料会員サービスです。
Amazon Prime会員(年間コース3,900円/もしくは月額コース400円)へ登録すると、特典としてさまざまなサービスが受けられます。
サービスの範囲は幅広いのですが、私がよく利用していて、これはお得、便利!と感じるのはこちら。
- Prime Video…会員特典対象の映画やTV番組が追加料金なしで見放題になります。日本国内のカスタマーのみが対象。
- Prime Reading…対象のKindle本(雑誌、マンガ、Kindle Singlesを含む)を追加料金なしの読み放題で利用できる。話題書や雑誌もあって飽きないかも(オレンジページが読めるのが主婦的に助かる)
- 配送料無料…対象商品の送料が無料になる。
- Amazonパントリー…食品・日用品を中心とした低価格の商品を1点から購入できる。ひと箱あたり390円かかるのだけど、かさばるもの・重いものも買えるので買い物に出かける手間が省けて助かります。
※その他のサービスはこちらからどうぞ(Amazon公式サイトへ)
Prime Videoはおうちデートにも最適
私は、夫とおうちデートするときにPrime Videoを使います(のろけかよ~)
我々交際0日婚で、相手の趣味をよく知らないまま結婚したんですが(笑)休日に、「今日は映画デー!」と決めたら、パソコンとテレビをつなげて、Prime Videoの中から好きな作品をチョイス。
夫がどんな映画を好きなのか?ということも知れて楽しいし、飲み物やお菓子をテーブルに広げながら、誰にも気を遣わずゆっくり過ごすのも良いですよ~!
今回「イップマン 継承」も夫がすすめてくれたことをきっかけに見たのですが、見られる作品はもちろん香港映画にとどまらず、「バチェラージャパン」「女くどき飯シリーズ」「エンド・オブ・ホワイトハウス」など洋画・邦画・アニメ作品なんかも幅広く取り揃えています~。
もしご興味あれば
Amazon Primeには無料おためし期間が1ヶ月あり、合わないなぁ~と感じたら1ヶ月以内に解約すれば料金もかかりません。(私も最初は無料で入って、良かったのでそのまま続けました)
もしご興味のある方は、ぜひこちらのバナーから申し込んでみて下さいませ~。
また面白いアジアの映画を見つけたら、シェアいたしますね!それではー、再見!(シュタッ)
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