インタビュー。「音楽で国際交流」の本質とは?"Start Trip Trip"の中の人は台湾×中国出身でした。

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こんにちは!Tapioca Milk Recordsのぐーちゃんです。

 

今回お話を伺ったのは、日本と台湾の音楽交流イベント企画を手掛ける「Start Trip Trip」の代表Asamiさん(台湾出身)とスタッフのしんえさん(中国出身)です。

 

音楽にとても真面目で、理想家で、行動力と情熱を燃やすお二人。そんな彼女たちへのインタビューはつい白熱してしまい、時間があっという間に過ぎてしまいました。

 

この雰囲気が少しでも伝われば良いのですが。

 

後ほど本編でも紹介しますが、Start Trip Tripのイベントは単なる「日台交流」にとどまらず「本当に良い音楽を楽しむ」というこだわりをもって運営されているところが特徴的。

 

例えばこちらは、Start Trip Tripの企画で2018年5月に来日公演を行ったMary See the Future(以下MSF)の人気曲Cheerです。まずは一曲お聴きください。歌詞の日本語字幕もありますので、ぜひ最後まで。

 

www.youtube.com

 

永久に咲く花

あの遥か遠くの響き

瞳を閉じた方向に

一すじの荒れた一本道の

遠く向こうから

君が僕の狂気を導いてくる

(「Cheer」Youtube字幕より引用)

 

 いかがでしょうか。あなたが思い描いていた「台湾の音楽」のイメージと一致していますか?それとも、新たな発見がありましたか?

 

MSFはブリティッシュロックの影響を受けた本格的なロックバンドです。さらに台湾のあたたかな異国情緒を伴い、繊細で文学的な歌詞も日本人の我々にとって親しみやすいものとなっています。

 

素敵なバンドを見る目と来日イベントを成功させる実力の両方をお持ちのお二人。来日イベントの開催までのプロセス、裏話、そして「音楽と国際交流」の本質的な部分まで、たくさんの本音をお時間の許す限り語っていただきました。

 

それでは本編をお楽しみください!

 

Interviewee: Start Trip Trip Asami / しんえ

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Asami(写真右): Start Trip Trip代表。台湾彰化県出身、都内在住。2017年にサーキット型フェスイベント「Start Trip Trip」を3日間にわたって開催(Air Head Recordsと共同開催)。また2018年5月にはMary See the Futureの来日公演を実現するなど、精力的に活動中。曲の良いバンドが好き。

しんえ(写真左) :中国北京市出身、都内在住。AsamiとともにStart Trip Tripのスタッフとして活動し、主にブッキングを担当。日本のインディーズ音楽が大好きで「Youtubeで気になるバンドに出会ったら、とりあえずライブを見に行く」ほどの行動力。歌詞の良いバンドが好き。

 

 

政治と音楽は別、だけど…

 

--こんにちは、お会いするのはMSFのライブの日以来ですね!

 

私がStart Trip Tripのお二人へコンタクトさせていただいたのは、MSFのイベントの一ヶ月半ほど前からでしたね。

 

無意識的に「日本でイベントを企画するのだからまあまず日本人だろうな」という先入観を持ってやりとりしていたのですが、MSFの来日前インタビューについての打ち合わせを進めていく段階で、Asamiさんが「実は私は台湾人なんです」と打ち明けてくださって。まずそこで良い意味で想像を裏切られました。

 

Asami:なるほど、台湾人ってバレていなかったんですね(笑)

 

--はい、メールでの日本語がとても流暢で…。あ、何かとりあえず何か頼みましょうか?

 

Asamiロイヤルミルクティーにします。

 

しんえ私はお冷で。

 

--え、中国出身なのにお冷を飲むんですか?*

 

*一般的に中華圏では、冷たい水分を摂るのは体によくないことと考えられています。

 

しんえ:実はホットの飲み物が苦手で、 冬でもホットを頼まないんですよ(笑)

 

--お二人とご一緒していると、たくさんの「意外」な発見があるんです。

 

というのも、私自身は日本人ですが、台湾と中国の両方に友人がいていつも良い刺激を受けています。

 

その一方、台・中の両岸には政治的にも古い歴史があり、無意識に「そういう目」で括ってしまうところもあるんです。たとえば台湾の友人の前では、たとえ政治がらみの話ではなくても、中国の話題をつい避けてしまいがちです。

 

しかしStart Trip Tripではそれぞれ台湾・中国出身のお二人がタッグを組んで、さらに異国の地である日本でインディーズ音楽イベントを成功させている光景を目の当たりにして。音楽の現場は、私の小さな気遣いや無意識の先入観を超えた熱量があるものだなと思いました。

 

そこでまず、失礼を承知でお聞きしたいのですが、台湾・中国と異なるルーツをお持ちのお二人が一緒に音楽イベントを開催することに壁はありませんでしたか?

 

Asamiたしかに私は台湾出身、しんえさんは中国出身ですが、日本の音響専門学校時代に知り合った同級生で、専攻も一緒だったんです。

 

しんえ:うん、台湾の子と仲良くするかどうかは国同士がどうあっても変わらないですよ。

 

--なるほど、お友達同士だったんですね。おふたりはなぜ日本へ留学したのでしょうか?

 

しんえ:もともと私は昔から音楽が好きで、iClassicへ二万曲以上を入れて毎日聴いていました。

 

--に、二万曲。

 

しんえ:はい。そして、音楽について勉強したいという夢もありました。でも中国では「成績の悪い子がアートを勉強する」と言われているんです。そのため普通の大学に進学しました。そして当時、ニコニコ動画にハマって、好きな歌い手さんのライブを見るために日本へ旅行に行ったんです。

 

--中国でもニコニコ動画が見られるんですね。

 

しんえ:そのライブの時に日本への留学生と会って話をしたところ、やっぱり音響関係の仕事に就きたいという想いが高まりまして…。大学を卒業してから日本への専門学校への進学を決めました。

 

Asami私も台湾の大学を卒業して、台湾で少し働いていたんですが、コンサートの仕事がしたいなと思って、同じ日本の専門学校へ進学しました。音響技術を学びたかったんです。

 

--同じ志をもって学んでいたおふたりの間の壁はとっくに溶けていたのですね。

 

Asami:台湾独立問題については、アーティストたちもそれぞれ思うことはあると思います。ただ実際、台湾のバンドが中国へライブ公演に行って、ステージに立つときに「台湾は中国のものじゃないんだよおおお!!」とは主張しづらいですよね。みんな迷うと思います。音楽は音楽、政治は政治とよく言うんですけどね…。

 

しんえ:中国の学校では、台湾は中国の一部分と教わるんですよ。先生に。

 

Asami:誰だって、政治的な発言をして音楽が評価してもらえないのは避けたいですから…。

 

--日本にも「商売をするときは政治と宗教と野球の話をするな」という格言がありまして…って薄っぺらいコメントしかできない私がお恥ずかしい。ええと、今回MSFの来日公演を企画するまでのいきさつを教えていただけますでしょうか。

 

Asami:日本にいられるうちに、台湾にもいいバンドがいて、良い音楽があることを伝えたいと思ったのがキッカケです。

 

そこでまずは2017年1月に東京都内でサーキット型*のフェスイベントを開催しました。Air Head Recordsと共同開催だったんですよ。

 

*サーキットイベント…ライブハウスや飲食店を複数使って開催されるイベント

 

 --あの飛ぶ鳥を落として大雞排*にする勢いと評判のインディーズレーベルですね。

 

*大雞排とは…台湾のフライドチキンのこと。

 

Asamiそれに代表のYuさんはレーベルの運営だけではなく、宣伝ポスターの製作なども手掛けているんです。友人として付き合っていますが、尊敬しているところがたくさんあります。

  

--Yuさんのデザイン素敵ですよね。ビルどーん!みたいな。

 

Asami:そうそう、山どーん!みたいな。ハッピーな感じです。

 

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(Air Head Records所属/deca joinsのツアーポスター。)

 

--2017年のイベントにも台湾のバンドが出演していますね。その時はMSFは出演していないようですが……?

 

Asamiそして、しんえさんから今年もまたイベントを一緒にやろうと誘われたんです。そこで思い浮かんだのがMSFでした。MSFのことは約8年前、学生時代にロック研究部で知ったのですが、当時私が通っていた大学にも何回も来てくれたんです。またMSFは毎年5~6月に梅雨季というアジアツアーをやっているので、そのタイミングでぜひ来日公演を企画したいと思いました。

 

来日公演を企画したくなったら…?

 

  --私はリスナー側なので、Youtubeなどで好きな海外アーティストを見つけると一気にテンションが上がって「サイコー!来日してほしい!!来日来日!!」と騒ぎ立てますが、来日イベントを企画する側の苦労ってなかなか伝わりにくいところもありますよね。

 

よろしければ、今回のイベント開催を振り返りながら、来日イベントを企画するためのおおまかなプロセスやエピソード、こだわりなどをぜひシェアしていただけますか?

 

Asami私達の場合、通常は大体六か月前から準備を始めます。まずは来日企画をしたいバンドと日程等の調整をしてから、箱(ライブハウス)の手配をします。

 

都内だけでもたくさんのライブハウスがありますが、キャパ*や曜日などの条件を考慮の上、早めに押さえた方が良いでしょう。

 

今回は約四ヶ月前から準備を始めたので、ちょっとギリギリだったかもしれません。

 

*キャパ…キャパシティの略。イベント会場の収容人数のこと。

 

--今回の会場に新宿Marzを選んだのは何故でしょうか?

 

Asami:私が専門学校時代に、Marzでブッキングスタッフとしてアルバイトをしていたので、色々と相談しやすい環境というのがありました。

 

--日本へ留学に来て、さらにライブハウスでアルバイトをするなんて、ばつぐんの行動力をお持ちですね…。ほかにおすすめのライブハウスはありますか?

 

Asami2017年のイベントでは、下北沢にある"THREE"と青山の"月見ル君想フ"というライブハウスにお世話になりました。

 

--THREEはライブハウスとして新たなシステムを導入していることでも何かと話題ですね。

 

参考URL:INTERVIEW / スガナミユウ(下北沢Three)|Spincoaster (スピンコースター) | 

 

Asami:そうですね。海外のアーティストも出演しやすい環境だと思います。

 

--ほかにやるべきことはありますか?

 

Asami:同時進行で来日アーティストのビザについて調査と手配を進めておいたほうが良いです。私たちの企画ではありませんが、以前アメリカのアーティストへのビザ発給が間に合わなくて、前日に公演キャンセルになったというような噂も聞いています。お客さんをがっかりさせないためにも、早めに、慎重に動くことが大事です。

 

--来日公演ならではのポイントですね。

 

しんえ:次は、対バン形式*のイベントの場合はブッキングの調整と交渉をします。交渉のためには、専門用語などの知識も必要です。

 

*対バン形式…単独名義ではなく、複数のグループと共演(競演)することをいう。⇔ワンマン

 

--今回はpollyShe Her Her Hersの2バンドでしたね。

 

しんえ:これは来日イベントに限った話ではありませんが、ライブイベントを行う時、対バンのラインナップはとても重要と考えています。なぜなら、イベント全体として音楽性に共通点があるアーティストのステージを観たほうがお客さんの満足度が高いと思うからです。

 

--インディーズの場合、1バンド見ても3バンド見てもチケット代はだいたい3,000円くらいなので、それぞれ好みに近い音楽を聴けたほうがバランス良く楽しめると言えますね。

 

しんえ:そういった意味で、pollyとShe Her Her Hersはぜひ今回のイベントに出演していただきたい第一希望のバンドでした。

 

Asami:両バンドとも対バンのオファーをしたところすぐに出演のお返事を頂けました。そのお陰でほかの業務も進められたので、とても感謝しています。

 

--実際、ライブ当日にMSFを目当てで来ていたお客さんがpollyやShe Her Her Hersのステージも観て「音楽的にMSFと共通するところがあるかも!楽しい!」という感想も聞こえてきました。

 

しんえ:それは良かったです!別のバンドを目当てに見に来ていたとしても、対バンを通して音楽交流ができるというか。そうすることによって、イベント全体が盛り上がると思うんですよ。

 

--2017年のイベント時のラインナップも拝見しましたが、本当に「音楽が良い」バンドばかり出演していますね。

 

Asami:そうなんです!TAWINGS、PAELLASなどとにかくカッコイイバンドに出演してもらいました。

 

--音楽好きのリスナーからの人気が高いバンドですよね。

 

Asami私が掛けているこのメガネ…実は、良いバンドを見分けるメガネなんですよ♪

 

--かの少年探偵のようですね…!(笑)ええと、対バンが決まったら、次はどうすればよいですか?

 

Asami:次は情報解禁日を確認の上、宣伝をします。

 

--宣伝にはどのような方法がありますか。

 

しんえ:ライブハウスにフライヤーを置かせてもらう方法と、インターネットで宣伝する方法の二通りがあります。

 

Asami私はインターネット上の音楽ニュースサイトへメールを書いて、イベントの情報を掲載していただけるようお願いしました。

 

--何媒体くらいメールを送りましたか?

 

Asami:10社ほど送りましたが、全てのサイトが載せて下さるとは限らないんです。

 

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(今回のイベントのフライヤー。雨を基調にした幻想的な雰囲気) 

 

--今回確認できる限りではSpincoasterさん、ADCnewsさんが取り上げていましたね。〇〇〇〇〇とか〇〇〇〇は送らなかったんですか?

 

Asami送りました。でも掲載には至りませんでしたね。先方も媒体に合うようなアーティストを選んでピックアップしているとは思うのですが…。次回に向けて、主催としての宣伝方法はもう少しブラッシュアップできたらと思います。

 

-参考:Start Trip Tripのイベント情報を掲載した媒体の記事リンク-

ADCnews:【台湾バンド来日情報】金曲奨ノミネートバンド Mary See the Future日本公演 - ADCnews (イベント前)

     【台湾バンドLiveReport】Mary See the Futureライブ&インタビュー - ADCnews - アジア[台湾 中国 香港] 情報サイト(イベント後)

Spincoaster:台湾のインディ・ロック・バンド、Mary See the Future(先知瑪莉)来日公演が5月に開催|

 

イベント当日で印象的だったこと

 

--今回イベントに参加して印象的だったのは、pollyの越雲龍馬さんが「台湾……いいな…台湾…行きたいです…」とMCで繰り返し発言していたことです。

 

しんえ:意外でした。pollyのライブには何度も足を運んだことがあるのですが、いつものMCはお客さんに話しかけるというよりも独白のような内容が多いんです。 

 

--そこで台湾のお客さんが「ありがとー!」と応えていて。そういうのって、美談として取り上げられがちなんですけど。私はそうじゃないと思っていて…。だって、あのMCをきっかけに、会場全体のテンションもとても上がりましたよね。

 

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Asami:はい。それに、アーティスト同士の交流の場にもなったんですよ。

 

--といいますと?

 

Asami:ちょうどライブの数日後に、She Her Her Hersのベーシストのとまそんさんが台湾へ行って、MSFのメンバーとも会ったそうなんです。

 

しんえ:今回のイベント開催前から、日本と海外のアーティストの交流の場を創りたいという想いもあったので、そういった交流のきっかけになれたことを嬉しく思っています。

 

--音楽は、人の手で作っているものなので…

 

Asami:そうなんです!!!異なる国のアーティストと交流することで、良い刺激が得られると考えています。

 

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アジアの音楽交流について。音楽にこだわりのあるバンドほど…?

 

--せっかくなので、イベンターの立場から「アジアの音楽交流」について思うところを率直に聞かせていただけますでしょうか。

 

しんえ:今のところ中国では、バンドをとりまく環境は決して恵まれているとは言えないんです。「ロック=悪い人がやるもの」というイメージもあって…。なかなかメディアに露出できないんですよ。せっかく良い音楽をやっていても音楽で食べていけないので、挑戦し続けることをあきらめてしまうパターンもあります。

 

--その点は日本も共通していますね…。

 

Asami:交流という意味では、日本のバンドが台湾に行ったり、逆に台湾のバンドが日本に来て演奏するケースも増えてきましたよね。

 

ただ、メジャーのバンドと比較するのもどうかと思うけれど、たとえば最近武道館で来日公演を行ったメイデイはポップで人気がありますし、事務所のプッシュも得られやすいんだけど…。インディーズのバンドにも、たくさんのチャンスがあればいいのにと思います。

 

--音楽が好きなので、その気持ちもわかります。

  

しんえ:今って、特にインディーズ業界では音楽性が深いバンドほど不器用で。いわゆるメディア露出の機会に恵まれなかったり、「売れ線」には乗りにくいじゃないですか。なんかそれって悔しいですね。

 

--特に今の日本のシーンでは、わかりやすいものばかりが評価を受けやすいですよね。

 

しんえ:また「日本のバンドの輸出」という意味で考えると、中国では音楽そのものに興味を持っているというよりも「日本のカルチャー」の一部としての音楽に興味を持っている、という状態も見受けられます。

 

--具体的にはどういうことでしょうか?

 

しんえ:たとえば、日本のアニメは中国でも大人気なのですが、その主題歌を歌っているバンドのライブだから見に行く…とか。

 

--それ自体が悪いわけではないけれど、日本の大衆文化の一部ではなく、もっと芸術としての「音楽」にも興味を持ってもらえるようなノウハウがあったらいいのになぁと思います。

 

次回に向けて

 

--2017年はサーキット型イベント、2018年はMSFの来日イベントを実現していますが、次回はこうしたいという野望はありますか?

 

しんえ:実は、今回のイベントで主催側は引退しようと思ったんです。

 

--どうしてですか?何か嫌なことがあったとか?

 

しんえ:いえ、そうではありません(笑)今後は主催側ではなく、お客さんの立場として単純に音楽を楽しみたいと思ったからです。でも、イベントを終えてみて、やっぱり今後もイベントの主催側に関わっていきたいなと…。

 

ですから、Asamiさんが日本へ呼びたいバンドさえ決めてくれたら。対バン調整は頑張ります。対バンのセンスにはとにかく自信があります!

 

Asami:私は台湾にいつか帰るかもしれない立場ですが、日本にいるうちにやれることを全部やりたいと思っています。次回のイベントを企画できるとしたら、私が良いと思う音楽性のバンドを呼びたいです。そして、そのために必要なことをすべてやりたい。だってそれは誰もやっていないことだから。

 

あまり深く考えず、誰もやってくれないなら私たちがやる。ただそれだけですね。

 

--ありがとうございました。次回のイベントも楽しみにしています。

 

<<編集後記>>

普段はあまり表に出てくることのないイベンターさん。それも海外出身の方ということでとても貴重なインタビューとなりました。

 

冒頭でもお伝えしましたが、音楽にまっすぐな意思があって、行動力があって、でもどこかチャーミングさが魅力的なおふたり。インタビューを終えて電車で帰っているとき「また会いたいなぁ」と思いました。

 

これを最後までお読みいただいたあなたも、お二人のお話に引き込まれましたか?そのようなインタビューテキストが書けていたら、私の作戦は大成功です!

 

よろしければ、一言でも長文でも構いませんので、Twitterなどでお気軽に感想をお寄せ頂ければ幸いです。Start Trip Tripへ必ずフィードバックさせていただきます。

 

twitter.com

 

さて、次回のイベント開催予定はまだ未定だそうです。もしチャンスがあれば、Start Trip Tripが企画するイベントを次回はその目で確かめてみてはいかがでしょうか?

 

以下はおまけです。

 

おまけ:場が盛り上がって逆インタビューに発展し、本音を引き出されるインタビュアー

 

Asami:ていうか、私たちも逆にぐーちゃんに聞きたいんだけど…

 

--え、私ですか?

 

しんえ:どうしてタピオカミルクレコードを設立したのかなって。

 

--えっとぉ…子供の頃からピアノを習っていて、高校時代にクラスメイトから「ピアノが弾けるなら、東京事変のコピーバンドやらない?」と誘われたのがきっかけでバンドを始めました。

 

Asamiしんえ:東京事変って!難易度高いですけど…!

 

--難しかったです(笑)それから趣味で色々なコピーバンドへ参加させてもらっていたんだけど、27歳の時に大きな病気にかかって、バンド活動はやめて。そこからネットでブログを書くことに集中し始めたら、少しずつ読者さんがついてきてくれたんです。

 

しんえ:じゃあ、数年前から記事は書いていたんですね。

 

--そうです。最初はただの雑記系ブログで。周りから「そろそろテーマを一個に絞ったら?」というアドバイスを受けて、思い切って音楽にテーマを絞ったところ、更にたくさんの方に見てもらえるようになりました。

 

Asami:こんなにも台湾のバンドが好きな日本人がいるとは知らなかったんですよ。

  

--はい、台湾にはたくさん良いバンドがいるので、好きな音楽性のバンドを少しでも応援できたらいいなと思ったんです。それからまた、周りから「インタビュー記事やったら?」というアドバイスを受けて。でも普通のインタビュー記事って最後まで読み通せますか?

 

しんえ:よっぽど好きだったらまじめに読みますが、正直要らない情報も多いです。

 

--そうなんです。それに、こういうことを言うと反感を買うかもしれませんが、インタビュー記事の中には同じような切り口の質問ばかりしているものもあって。計算ドリルを読んでいるような気分にもなるんですよ。

 

私はそうではなく、たとえインターネット経由でも、しっかりと個性や想いが伝わるような記事にしようという方針があります。それに日本の国民性として「他人が何を考えているか?」というのは結構関心が高いことなんです。海外の方ならなおさらです。

 

Asamiええ、そうなんですか。感覚がちょっと違うかも。台湾ではオープンな人付き合いをするのが普通だから(笑)

 

--これからも人となりが伝わって「好き」がレベルアップするような情報をたくさんお伝えしていきたいと思っていますよ。

 

<本当に完>

 

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