(隨性 Random Official Facebookより引用)
みなさんこんにちはーどうもータピレコです。
今年も台湾最大の音楽賞・Golden Melody Awards 金曲獎の季節がやってきましたね。Qeticさんでこんな記事を書かせてもらいましたよ~。「金曲賞って何ぞや?」という方はこちらの記事をぜひチェックお願いします!
さてさて、金曲賞は大変華やかな舞台ですっばらしいのですが、実は台湾音楽シーンの魅力はそれだけではありません。
本稿では、ノミネートリストに入っていない中で、カッコよく、かわいく、ライブが素敵なアーティストを3選しました。なぜならライブが良いから。ぜひチェックしてくださいねー!
スマートフォンを水没させて見たいバンド『Random』
隨性 Random 《莎喲娜啦》Official Music Video
Randomは、2005年に台北・台湾で結成されたインディーズバンドです。2013年にはサマーソニックに出演し、海外の音楽フェスティバルにもたびたび出演したりなどしています。
パンクをベースに、自由にアレンジされた曲と、高い演奏力と、ボーカル蛋糕の安定感・力強い声が魅力です。
今年3月に台湾・高雄で開催された音楽フェスティバル「MegaPort Festival」で、おすすめされたのをきっかけに初めて見たのですが、演奏力の高さと力強さと解放感がカッコよすぎて、「え、なんで今までこのバンド見てなかったの私…」と、経験不足をとても後悔しました。
↑これは、MegaPort Festivalで台湾の歌姫・黃妃とコラボレートしたステージの様子です。楽しんでるー!
ライブがすごいバンドなので、スマートフォンを水没させてでも、集中して、全力で楽しみたいです。台湾の音楽フェスティバルなどによく出演しているので、機会があったらぜひチェックしてみてくださいね!
<Random Official Information>
中文名:隨性(Suí xìng)
Official Facebook:https://www.facebook.com/RANDOM78/
Youtube Official Channel:https://www.youtube.com/channel/UCRWYHuBZJ-uX9t2EnyMn2-A
注目バンド『ZANI』がなんと、MAYDAY阿信のソロ楽曲MVへ登場!
紅一点のボーカル・Roxiを中心に個性的なメンバーが集まる、台湾・新北市出身の若手インディーズバンドZANI。シティポップにエモーショナルな成分を大量添加した楽曲が特徴的です。
私はもともと彼女たちの音楽が好きで、2018年11月ごろにバンドを紹介する記事を書いたのですが、その半年後。まーーーびっくりしたよね。
中華圏のスーパーバンド・MAYDAYのボーカル阿信のソロ楽曲「The Hidden Memories」MVへ、バンドメンバーが全員、登場しているではありませんかーーーー!
阿信 [ 隱形的紀念 The Hidden Memories ] Official Music Video
ひええ。メジャーレーベルさんがこういう風にフックアップしてくれるの、ファンとしてはすごい嬉しいですよね。
ちなみにバンド自体の楽曲も良くて、代表曲「Half Heart(半心)」は本当に名曲。ずっと飽きることなく聴けます。こちら英訳詞つきなのでぜひ!
阿信とのコラボレーションを経験して、彼らがどのように変化していくのか楽しみです。あ、でも独特のエモさはずっと続くといいなあ。(願望)
<Zani Official Information>
Official Facebook:https://www.facebook.com/pg/ZANITW/
Official Youtube Channel:https://www.youtube.com/channel/UCfCHDhaqPz8C1SXUQ_gVIBA
バンド紹介記事:進化系シティポップがお好きならば台湾の「ZANI」には置いて行かれないべき
台湾の音楽シーンに新しい形を提示『SYNTH GUMI 04』
SYNTH GUMI 04 - Dance on a Cliff Edge
台湾・高雄出身のテクノポップグループ・SYNTH GUMI 04。先日インタビュー記事を書かせてもらいました!で、実際に来日ツアーでライブを観たら良かったー!
インタビュー記事を書かせてもらったから、忖度して褒めてるわけではなく、本当にライブが良いグループです。
吉祥寺NEPOのライブに行ったのですが、平日にも関わらず後ろまでお客さんが入っていて、すごい盛り上がっていました。
台湾の名サウンドプロデューサー・MADがプロデュースしているから、シンセのトレーニングや演奏力はお墨付きです。
加えて、4人のキャラクターとか、ビジュアルとか、フロントのSeverによるMCの間(ま)の取り方、タイミングなども計算されつくされているようで、クオリティの高い音楽とライブのバランス、そしてアイドル性もあり様々な角度から楽しめました。
物販にチェキがあったら飛ぶように売れるであろうことが簡単に想像できました。C-POPやバンド以外の音楽が好きな方に、ぜひチェックしてほしいです!
Official Facebook:https://www.facebook.com/SYNTHGUMI04/
Official Youtube Channel:https://www.youtube.com/channel/UCyGVWbmV4476Aqx4V8CTxYw
日本語インタビュー:来日直前インタビュー!あなたは誰推し?台湾モジュラーシンセユニット『シンセ組04』
まとめ
いかがでしょうか。今回は、金曲賞関連以外で、おすすめのインディーズアーティストについてお伝えしました。この記事が、これから台湾の音楽を色々掘りたいあなたのお役に立てますと幸いです!
それではー、再見!
▼関連記事:2018年版の「金曲賞以外」です。
▼関連記事:2018年に行われた、台湾ポップスのトレンドについての講演会レポートです。