你好,ぐーちゃんです!いま私は台湾に来ています。天気は晴れ、日中の気温は35℃にものぼります。 台湾ビール、サイコー。
突然ですが。みなさんは普段音楽コンテンツを楽しむためにどのくらいの金額を消費していますか?
わたしたちの住む日本ではCDアルバム一枚で3,000円くらい。
ちょっと有名なインディーズアーティストのライブは3,000円+ドリンク代~?
メジャーアーティストのライブならば1万円弱〜が相場でしょうか。
大型フェスの通し券などは、3万円~5万円くらいですね。
学生さんも社会人も、それぞれのお財布事情に合わせ、時々ちょっと背伸びした楽しみ方もあることでしょう。…ときどきね。
そこで私の頭にはこんな疑問がふとよぎるのです。
「じゃあ、アジアのほかの国はどうなのさ?」と。
たとえば、いま私が訪れている台湾。
物価の差や収入平均の相場は異なるから、単純比較はできない…としても。日本と同じくらいの金額を消費して、音楽の現場はどれくらい楽しむことができるのでしょう?あなたも、気になりませんか?
と、いうわけで。
この疑問にお応えすべく、自腹を切って検証する企画を立ち上げました。
本日より
「日本から台湾にフツーに3万円持って行ったら、台湾のロックシーンでは何をどれくらい買えて、ライブはどのくらい楽しめるのかな?私の気の向くままに3万円使いきってくるレポート」を現地からお届けしまーすっ!(長。)
ルールは以下の通りです。
- 台湾にお小遣いを3万円持って行き、音楽を楽しむ予算に充てる
- この3万円には、音楽の現場で使った金額全てを含める。(チケット代、ドリンク代、グッズ代等)
- 現場までの交通費、宿泊費は不含みとする。
今回の記事が、アジアのロックシーンにも興味をお持ちのあなたの参考になれば幸いです。というわけで本編へ。
まずは両替。3万円=????NTD
台北の松山空港に到着。まずは両替をしていきます!
この日のレートは0.26910。
30,000JPY × 0.26910 = 8,073NTD を手に入れました。
厳密にはここから両替手数料が引かれますが、大勢に影響ないため無視していきましょう。ざっくり、ざっくり。
現地の通貨を手に入れたところで♪台湾旅行恒例の足裏マッサージ♪ではなく、欲しいものを買いに行きます。
LINE InでCDを購入。さっそく600NTDを消費
(画像引用元:Line in 籟音音樂影像工作室 - ホーム | Facebook)
台北駅からMRTに揺られこと約40分。MRT文湖線の六張犁(Liù zhāng lí)駅にて下車後、徒歩数分。(迷うこと約5分。)
訪れたのはLine in 籟音音樂影像工作室(Lài yīn yīnyuè yǐngxiàng gōngzuò shì)です。
こちらはバンド練習のためのスタジオレンタルやレコーディングをメインの業務としている音楽スタジオで、その傍ら関連アーティストのCDも販売しているのですっ!
今回訪れた目的は、Triple DeerというバンドのCDを購入するためです。ジャンルはポストロック。完成度の高い楽曲が本当に素晴らしいので、愛聴しています。
Youtubeを貼っておきますので、皆さんも是非好きになって下さいねっ!
事前にTriple DeerのFacebookページにて確認したところ、どうやら台北ではLINE Inのほか数店舗で取り扱いがある様子。日本と比べて、台湾では大手レコードショップが少ないこともあり、インディーズアーティストのCDがどこでも置いてある、というわけではないのですね。
在庫状況はわからないけれど、まー、なんとかなるでしょう。私の中の楽観妖精がそう囁きます。
さて出迎えてくれたのは、メガネに黒髪の男性店員さん。さっそく話を伺ってみましょう。
私 「你好」
お兄さん 「どうしたの?予約してるのか?連絡くれてる?」
私 「えー日本から来たんですけど…」
お兄さん 「うん」
私 「Triple DeerっていうバンドのCDが欲しいんだけど…」
お兄さん 「あるよ!2枚あるけどどっちが欲しい?」
私 「(ほっ。)両方ください」
お兄さん 「わかった!悪いけどちょっと待ってて!CDの値段を確認しないといけないからっ!!!」
と、どこかに電話を掛けはじめるお兄さん。
(注意:ここまでの会話は全て英語です)
心の声で(確認、いまするの…?)とツッコミます。いやもしかしたら、顔に出てたかもしれない。
なにはともあれ数分後、600NTD(約2,230円)と告げられ、無事CDをゲットします。
購入したのはコチラの2枚。1st EP「Tripele Deer」と2nd album「都市牧羊人」です。せっかくだから中もお見せしましょう。
デザインがオシャレ!!
1st EPは手書き風の羊のイラストが目に優しくてほっこり。それにジャケットとCDの盤面のデザインに統一感があってカワイイ~!オシャレー!収録楽曲と結構なギャップ~!
2nd EPは更に洗練されたプレスになっています。ちなみに、2nd EPは草東沒有派對のドラマーの凡凡が参加しているんですよー。
Youtubeやストリーミングサービスで気軽に音楽を楽しめる時代にはなったものの、やはり実物が手に入って、しかもこんなにオシャレだなんて、嬉しい!!
まるで冒険の結果レアグッズを手に入れたような嬉しさがこみ上げます。大満足でLINE In を後にしました。
さてLINE Inでは現場での活動のみならず、スタジオライブの映像などYoutubeにて発信しています。台湾のバンドシーンがリアルタイムで伝わってきて面白いですし、是非この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか?
残金:7,473NTD
というわけで、初日の結果は以下となりましたっ!
8,073NTD(30,000JPY)
- 600NTD(2,230JPY) Triple Deer EP×1,アルバム×1
ーーーーーーーーーー
残7,473NTD (27,770JPY)
次回もお楽しみに!
お楽しみいただけましたでしょうか。
次回もこんな感じで、現地からのレポートをお届けしていきたいと思います。できるだけリアルタイムに書けると良いのですが。よろしくお願いしまーす!
続きはこちら。
Special thanks to……
Bear,Layne(Line in 籟音音樂影像工作室)
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